科目名 |
国際経営学 |
担当教員 |
平野 真,末包 厚喜 |
対象学年 |
1年,2年,3年 |
クラス |
院:専門001 |
講義室 |
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開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
時間外 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
◆授業の目的 21世紀はグローバル時代といわれるように、もはや国内産業のどれひとつをとっても、国際的な視野なくしては考えられない状況となってきている。国際競争といった側面も重要であるが、その中で、国際的な連携や協力関係の重要性も今まで以上に増してきている。本科目では、国際経営論の視点から過去の国際関係論の歴史を基礎知識として学び、これをもとに現在の日本とアメリカ、中国、アジアなどとの国際協業のホットな事例なども見ながら、今後の国際的な連携や協力をどのように行なっていったらよいかを考える。
◆授業の進め方 講義形式で基本的な知識を学びつつ、適宜質疑応答や討論を交えて、知識の血肉化・共有化を図る。特に、直接アメリカのシリコンバレー(今年は未定)と結んで行なう国際TV会議方式を用いた講義やディスカッション、また現在はまだ詳細は未定だがドイツの大学教授や日本の経営者等をゲストに迎えての講義・討議など、起業家コースならではの国際色豊かな授業方法をとっていく。(一部、英語での講義については必ず通訳を行なうので、語学上での心配は無用。) 特に授業後半では、ケーススタディなどを駆使して議論中心に進めていく予定。
◆到達目標 国際経営学の入門的な基礎知識を修得し、今日の国際協業の現状と課題について、これがどのように日本における事業や産業と関わっているか、基礎的な理解を行なう。 |
授業の詳細2 |
◆ 授業計画 具体的な授業の進め方については、外部の講師の方々のご都合も考慮して、柔軟に行なう。 しかし、全体の骨格は以下のとうりである。 1. 国際経営論の基礎 戦後の国際経営論の流れを紹介し、今日のグローバル化にいたるまでの背景を解説する。また、グローバル化と対にして考えるべきローカル化についても考察する。 世界で覇権を握っている米国の戦後国際事業の変遷や、現在躍進目覚しい中国の経済発展史などについても、必要に応じて基本的な学習を行なう。 2. ハイテク産業にみるグローバリゼーション 日本、米国、アジアにおける半導体産業の流れを振り返り、世界規模でおこる産業構造の流動化について考える。 また、今日の産業におけるグローバル化の意義を考える材料として、ハイテク分野における日米協業の事例をとりあげ、課題や意義について討論する。 3.米国におけるベンチャービジネスと日米問題(米国からの授業、予定) まだ交渉中であるが、できれば米国シリコンバレーにから国際TV会議システムないしインターネットなどを用い、日本語により、日本文化やビジネスあるいはハイテク・ベンチャーに関連した講義を行い、日米間のディスカッションなども行なう。 4.現代中国における事業展開と日中協業 高知に留学している中国人留学生の方々の中国調査研究について報告を行い、これをもとに討議を行なう。 5.ドイツにおける事業展開(予定) まだ交渉中だが、出来ればドイツの大学教授を招き、ドイツにおける事業展開や国際協業について議論する。(講師が日本語に通訳) あるいは、日本の経営者をゲストに迎えて、国際企業買収やアジア進出などのもんだいについて議論することも考えている。 6.ケーススタディ 特に授業後半では、ケーススタディなどを用いて議論中心に進めていくことを考えている。 日米間、日中間の問題も含め、国際的な視野からビジネスを考える場合の課題と指針について皆で議論する。
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授業の詳細3 |
◆成績評価 クラスでの議論・討議への貢献度 50点 課題レポート 50点
F:60点未満 C:60点以上 B:70点以上 A:80点以上 AA:90点以上
◆参考書 適宜、授業の中で紹介していく。
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授業の詳細4 |
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授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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