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タイトル「2010年度シラバス」、フォルダ「2010年度シラバス?電子・光システム工学科専門科目
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 生体情報工学 
担当教員 各指導教官 
対象学年 4年  クラス 学部:専門001 
講義室   開講学期 2学期 
曜日・時限 時間外  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 担当教員
山中高夫 (上智大学理工学部情報理工学科准教授)takao-y@sophia.ac.jp


講義日程

2/15(火) 1時限〜4時限 講義
2/16(水) 1時限〜5時限 講義 (5時限までなので注意)
2/17(木) 1時限〜4時限 講義
2/18(金) 1時限〜2時限 試験(持ち込み可)

成績評価
出席 40%, 試験 60%
参考書
安井湘三, 感覚情報処理, コロナ社, 2004
日経サイエンス編集部, 感覚と錯覚のミステリ−, 日経サイエンス社, 2007

講義概要
生物の感覚は,周りの状況が急激に変化する環境でもそれに対応して非常に柔軟な知覚を行っている。例えば,視覚において,周りが暗くなった場合には,自動的に小さな光でも知覚できるように感度を上げる処理を行っている。このような処理を参考にして,人工的な視覚に相当するカメラでは,周りの明るさに応じた感度調整を行う機能を有している。この例のように,生物における情報処理メカニズムを深く理解することは,周りの環境に柔軟に対応できる工学的なセンサを開発する上で有益である。本講義では,特に感覚の情報処理について取り上げ,視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触角の「五感」及び平衡感覚・内部感覚・痛覚などの感覚について説明する。

内容
1. 感覚情報処理
感覚系に共通する性質と概念
視覚,聴覚,味覚,嗅覚,体性感覚,平衡感覚

2. 感覚に関するトピックス
五感の遺伝子から見た生物の進化,
数字に色が見える「共感覚」,
網膜における視覚情報の分離,
色の錯覚,
Brain-Machine Interface,
幻視,
フクロウの聴覚情報処理,
匂いの分子生物学

3. センサ信号処理
生物の感覚における物体認識と同等の性能を目指した工学的情報処理システムの例として,画像処理の一分野である一般物体認識について紹介する 
授業の詳細2  
授業の詳細3  
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授業の詳細10  


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