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タイトル「2010年度シラバス」、フォルダ「2010年度シラバス?情報システム工学科専門科目
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 ソフトウェア工学 
担当教員 高田 喜朗 
対象学年 3年  クラス 学部:専門001 
講義室 A107  開講学期 2学期 
曜日・時限 水3  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 授業の目的

現実のソフトウェアシステムの開発においては,単なるプログラミング技法だけでなく,「チームで協調して,顧客の要求に沿ったものを,限られた納期までに高い信頼性をもって完成させる」ためのさまざまな工学的技法が要求される.そのようなソフトウェア開発のための知識・実践・研究の体系を「ソフトウェア工学」という.
本科目では,ソフトウェア工学の基本的知識を,講義と演習を通して学習する.
特に,数名のチームによるシステム開発演習により,要求定義・設計・実装・テストといったソフトウェア開発工程の全過程を模擬体験し,各種技術の実際的な適用法を身につける. 
授業の詳細2 授業の進め方

講義形式で,ソフトウェア開発工程モデル,各種分析設計技術,ドキュメント作成法,テスト技法などについて説明する.
それと並行して,チームによるソフトウェアシステム開発演習を実施する.各成果物の提出期限は予め定められており,期限までに効率よく開発を進めることが求められる.
提出された成果物(ドキュメント)の内容と,演習成果発表の内容で,演習の達成度を評価する.また,筆記試験により,ソフトウェア工学に関する知識の修得度を評価する. 
授業の詳細3 達成目標

以下のような,ソフトウェア工学の基本的知識を獲得すること.
また,それを実践する能力を修得すること.
* ソフトウェア工学の重要性を理解している.
* ウォータフォールモデルなどの基本的な開発工程モデルを理解している.
* 要求定義と仕様化,分析・設計,テストなどの基本的工程を理解している.
* オブジェクト指向分析・設計法をはじめとする分析・設計技術を理解している.
* プロジェクト管理の重要性を理解し,実践できる. 
授業の詳細4 授業計画

1) ソストウェア工学とは
2) ソフトウェアプロセス
3) ソフトウェアの品質と開発工程
4) 要求工学
5) 外部設計
6) 内部設計
7) オブジェクト指向
8) ソフトウェア再利用
9) プロジェクトマネジメント

演習: 6回(ソフトウェアの設計、開発) 
授業の詳細5 教科書
『ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業 1』
『ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業 2』,鶴保,駒谷著,翔泳社.

参考書
『実例で学ぶソフトウェア開発』,NTTデータ ソフトウェア工学推進センタ編著,オーム社.

成績評価
期末試験、および開発演習の達成状況に基づいて評価する.
総計60点以上を合格とする.
AA:90〜100点
A:80〜90点
B:70〜80点
C:60〜70点
F:60点未満

履修の前提となる必須科目:「情報システム工学実験第2」

同時の履修が望ましい科目:「データベースシステム」「オペレーティングシステム」 
授業の詳細6  
授業の詳細7  
授業の詳細8  
授業の詳細9  
授業の詳細10  


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