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タイトル「2011年度シラバス」、フォルダ「2011年度シラバス?大学共通科目(自然科学分野等科目)
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 線形代数学2 
担当教員 河野 芳文 
対象学年 1年  クラス 学部:自然001 
講義室 A104  開講学期 2学期 
曜日・時限 火4  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 授業の到達目標及びテーマ

数学教員として教壇にたつには、教える範囲の数学力だけでは十分ではなく、その範囲を含む数学のより広くより深い理解が必要である。

本授業では行列の固有値問題の基礎とその応用について学ぶ。



授業の進め方

通常の大学の講義スタイルによる。黒板に書かれたことをしっかりと理解することが重要である。 
授業の詳細2 授業の概要

行列の行列式,線形空間と線形写像,固有値と固有ベクトル,行列の対角化の基礎とその応用について述べる。

1. 行列式の意味とその性質を理解し,具体計算ができる
2. 線形空間と線形写像の定義を理解し,例を把握する

3. 固有値と固有ベクトルの意味を理解し,具体計算ができる

4. 連立一次方程式を解いて,固有空間の基底を求めることができる

5. 行列の対角化の手順を理解し、実行できる 
授業の詳細3 授業計画

1.講義内容の概略と目標

2.行列式の定義と基本的な性質

3.行列式の計算

4.余因子行列と逆行列

5.線形空間と線形写像の定義と例

6.線形空間の基底と次元、部分空間

7.線形写像のカ−ネルとイメ−ジ

8.固有値と固有ベクトル

9.固有空間の基底

10.基底の変換

11.行列の対角化

12.対角化の例

13.対角化の応用1(行列の冪)

14.対角化の応用2(漸化式で定義されるベクトル列の一般項)

15.復習と試験の準備

16. 定期試験 
授業の詳細4 テキストまたは参考書

斎藤正彦、線型代数学入門、東京大学出版会


履修上の注意

この授業を受講するためには線形代数学1の単位を取得していることが望ましい。


学生に対する評価

100点満点の試験を実施して

AA : 90 - 100

A : 80 - 89

B : 70 - 79

C : 60 - 69

F : 0 - 59

とする。
 
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