科目名 |
地域産業振興論 |
担当教員 |
平野 真 |
対象学年 |
4年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
K202 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
月3,木3 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
◆授業の目的 高知をはじめ日本の各地域、そしてヨーロッパや中国など海外の地域の産業振興を図るための、考え方や課題について学習する。まず、はじめは、地域における公共性とは何か、地域の産業クラスターの考え方など、基本的な知識について整理する。そのあと、実際の地域の産業として、農業や流通業、建設業、観光業など各業界ごとの問題を俯瞰し、地域の産業振興の基本的な課題と背景についてまとめる。その後、様々な具体的な事例について、取材やヒヤリングなどの生のデータをもとに、考えていく。
◆授業の進め方 前半の授業では、講師側からの講義が中心になるが、後半になるに従い、事例をもとに考えていく場面が増えてくるので、各人の調査や発表なども必要となってくる。本科目は、かなり本格的な密度の濃いものであるので、自ら努力しようというものでないと付いて行くのが難しい。特に、本科目では、スライドの資料を配布せず、各人でノートをトリことを義務付け、ノートの取り方も採点の対象とする。学生のレポートや報告をもとに、集団での議論を行ない、現象の分析や理解について学ぶ場面もあるので、受動的な態度ではなく自主的に学び考える姿勢が必要である。本科目を受講することで、実際に社会の中で、問題解決を図っていけるような人材になっていくことが期待される。
◆到達目標 地域産業振興の問題を考えるための基礎的な知識を学ぶとともに、個々の事例について分析・理解する力をつける。 |
授業の詳細2 |
◆授業計画 1.イントロダクション:仮説検証という基本姿勢について 2.問題の所在:公共哲学の歴史など 3.サステナビリティ:20世紀後半からの世界観 4.クラスター論:産業クラスター論の概要、知識経営学との接点 5.農業問題:日本の農業の背景と現状 6.流通問題:地域にとっての意味 7.建設業問題:現実の問題とは? 8.観光問題:第6次産業化を目指して 9.イノベーション:地域の光るものとは? 10.共同体:地域の組織論 11.共同体のめざすもの:事例をもとに 12.リーダー論:歴史的な発展 13.リーダー論2:事例をもとに 14.討論 15.まとめと理解度確認
◆成績評価 クラスへのい参加、議論・討議への貢献度 30% ノートの取り方 30% クイズ、テストや発表、レポートなど 40%
F:60点未満 C: 60−69点 B: 70−79点 A: 80−89点 AA: 90点以上 |
授業の詳細3 |
◆教科書 平野真著「地域発価値創造企業」(2008年、丸善出版):必読(学内売店で販売、全国書店で発注、平野からも購入可能) このほか、参考書として、 起業家コース著「我らダイヤモンド企業」「共育宣言」「木の葉、売ります」「農業ビジネス学校」「土佐アート街道をゆく」(すべて丸善出版、学内売店、書店、平野から購入可能)などの購読を勧める。 このほかの参考書として マイケル・ポーター「国の競争優位」(特に上巻)、ダイヤモンド社 ほか適宜、各テーマごとに紹介していく。
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授業の詳細4 |
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授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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