科目名 |
教育相談 |
担当教員 |
田島 充士 |
対象学年 |
3年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
A101 |
開講学期 |
2学期 |
曜日・時限 |
水5 |
単位区分 |
査定外 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
0 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
【授業の目的】 ◎本講義では,教育相談を担う教師に必要とされる臨床心理学の基礎理論の習得とともに,カウンセリングや介入技法等の基礎技能に関する理解を深める。さらに発達障害の理解や不登校児童・生徒などに対する教育相談の事例を検討することで、学校における諸問題に対処できる教員の育成を目指す。 |
授業の詳細2 |
【授業の進め方】 ◎授業は,学習班に分かれ,各自が選択したテーマについて調査を行い,パワーポイントを使用した発表を行う演習方式で実施する。
◎テーマごとに,資料が指定されている。受講者は授業前に,指定資料について読み,授業において積極的な討論を行うことが求められる。
◎この授業では,定期試験を実施する。その他,不定期に小レポート形式の課題を実施し,その結果も成績評価に利用する。 |
授業の詳細3 |
【達成目標】 *この授業の達成目標は,次の3項目である。
◎教育相談について,心理学に基づく知識を獲得・活用しながら,論理的な文章によって考察を行うことができるようになる。
◎教育相談の実践に関する基礎技能を身につける。
◎聞き手に分かりやすい資料作成,プレゼンテーション技能・発問スキル等,教員に必要となる実践力を獲得する。 |
授業の詳細4 |
【授業計画】
1.オリエンテーション 本講義の概要を説明し,一部,学習を進める。
2.教育相談に関わる基礎理論 教育相談に関わる基礎理論について,講義を行う。
3.カウンセリングの理論と歴史 カウンセリングの理論と歴史について,講義を行う。
4.心理検査 心理検査法の理論とその種類について,講義および演習を行う。
5.発達障害(多動性障害) 特別支援教育の対象となる多動性障害について,受講者が調査した結果を報告し,討論を行う。
6.発達障害(学習障害) 学習障害について,受講者が調査した結果を報告し,討論を行う。
7.発達障害(高機能自閉症) 高機能自閉症について,受講者が調査した結果を報告し,討論を行う。
8.学級崩壊 学級崩壊について,受講者が調査した結果を報告し,討論を行う。
9.いじめ いじめについて,受講者が調査した結果を報告し,討論を行う。
10.不登校 不登校について,受講者が調査した結果を報告し,討論を行う。
11.少年非行 少年非行について,受講者が調査した結果を報告し,討論を行う。
12.臨床心理学的支援 臨床心理学的支援について,受講者が調査した結果を報告し,討論を行う。
13.スクールカウンセラー スクールカウンセラーについて,受講者が調査した結果を報告し,討論を行う。
14.精神分析 教育相談の内容を総括し,支援を行う上で必要となる精神分析理論に関する解説を行う。
15.まとめ 各自が本授業の目標に達しているかどうかを自己点検する。 |
授業の詳細5 |
【成績評価】
調査演習と定期試験および数回の小レポートを実施する。出席状況・受講態度もあわせて検討し,原則として以下のような基準で評価を行う。
AA:演習・試験成績がA以上+小レポートの成績が良好。 A:演習・試験成績がB以上+小レポートの成績が良好。 B:演習・試験成績がC以上+小レポートの成績が良好。 C:演習・試験成績がC以上。 |
授業の詳細6 |
◇テキスト 講義に際し,資料(A4サイズ)を配付する。受講生は各自,ファイルを購入し,整理を行うこと。
◇参考書
授業中に,適宜,参考図書を指定する。
◇その他
オフィスアワーは,木曜日4限に設定する(研究室はA464)。 |
授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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