科目名 |
検証:日本の都市 |
担当教員 |
荒木 英昭 |
対象学年 |
1年 |
クラス |
学部:人社001 |
講義室 |
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開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
時間外 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
1 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
開講学期 夏期集中講義、冬期集中講義 ※日程は、時間割を参照すること。
授業の目的 わが国は、平地が乏しく大災害が多く、不利な国土条件の島国であるが、変化に富んだこの日本の国土において、大小多くの都市が各地域に立地している。日本人は今までどこに住もうとしてどこに住んで来たのか、2011年3月未曾有の東日本大震災に遭遇し、少子・高齢化の大勢の下、今後はどこに住もうとしているのか、どこに住むのがいいのであろうか。各都市はそれぞれ固有の歴史を持ち、与えられた地理的、経済的条件の下で懸命に頑張っているが、その典型的な例を検証することにより、都市の魅力や都市が抱える問題を理解し、日本の国、日本の社会を認識する基礎知識とする。 |
授業の詳細2 |
授業の進め方 各回とも主要な各都市の最新の画像を数多く活用し、その特徴をビジュアルに分かりやすく伝えることを主眼とする。できるだけ質疑応答等活発な議論も取り交わしたい。 授業の目標 「都市」は魅力的な生き物である。どれもが興味尽きない観察対象であり、都市や都市の諸事象に興味を持たせることこそが当授業の最も目標とするところである 講義計画 1. 都市とはどのようなものか、どんな指標で比較するのか、 人口、人口集中地区等 基礎的知識の整理 2.脆弱な日本の国土の地域構造と都市の盛衰 3.都市間競争の荒波 大都市圏と地方圏、東京と大阪、人口減のなかの地方中核都市 4.地方都市の自立・発展への模索 工業への期待、交流人口の増加を目指して、市民の福祉と財政 5.魅力的な都市づくり 都市の差別化、みどりと文化の役割、特色ある都市、面白いまちを目指して |
授業の詳細3 |
試験 ノート、参考書等持込不可、記述式の回答を求める設問にかなり重点を置く予定。レジュメで記載した事項以外から出題する場合はその旨講義時に強調する。 |
授業の詳細4 |
◆テキスト: 特になし。初日の講義開始時に要点を整理したレジュメを配布。 ◆参 考 書:『都市データパック2012年版、東洋経済』、『地域経済データCD-ROM、東洋経済』総務省統計局編『平成22年国勢調査 全国・都道府県・市区町村別人口』、福原正弘『新訂身近な地理学、古今書院』、都市観光を創る会監修『都市観光でまちづくり』学芸出版社,『世界の都市の物語、文芸春秋及び文春文庫』の両シリーズ(パリ、ロンドン、東京等)、 高知市、大阪市等関心を抱いた都市のホームページは、当講義期間中だけでもこまめに開いてみること。 ◆成績評価: 東京、高知等講義で取り上げた主要都市の概略の特徴を単なる地誌的な説明でなくて問題意識を持って大きな落ちなく記述できればC。誤字や都市名等に適切に漢字を用いない答案(例えば「札ぽろ」、「こうち市」)は厳しく減点する。 自分が育った郷里のまち等自分がたまたまよく知っている都市のことでも他のひとに要領よく説明する能力を身につけてほしい。 それらの都市が抱える問題点を要領よく指摘・記述できればA。 ◆備 考: 同時に履修するのが望ましい科目=「都市問題」「人文地理学」「地域共生概論T」。 |
授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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