科目名 |
ドイツ語入門T |
担当教員 |
放送大学 |
対象学年 |
2年,3年 |
クラス |
学部:人社001 |
講義室 |
|
開講学期 |
通年 |
曜日・時限 |
集中 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
|
備考 |
|
授業の詳細1 |
【主任講師】 清野 智昭 (千葉大学准教授) 【本学担当専任教員】 宮本 徹 (放送大学准教授)
【講義概要】 ドイツ語の発音,つづりの読み方から始め,毎回,動詞の人称変化,名詞の格変化などの基本的な文法事項を勉強していきます。最終的には,助動詞を使って意思や必要性などの表現まで学習します。日本人女子学生がドイツに留学するという設定のストーリーを中心に楽しくドイツ語を身につけていきます。
【授業の目標】 ドイツ語の基本的な文の構造を理解し,日常生活の簡単な表現ができるようになることが目標です。
【履修上の留意点】 全くの初学者を対象にしていますので,特にドイツ語の知識は必要ありません。ただし,新しい語学を身につけるには,日々の学習が欠かせません。授業以外に毎日20分でいいので,ドイツ語の学習に時間を割いてください。 |
授業の詳細2 |
1挨拶とアルファベート ドイツ語の簡単な挨拶を覚えた後,アルファベートといくつかのつづりの読み方を勉強します。ドイツ語はつづりと発音の関係が規則的ですから,決まりごとさえ覚えれば,ほぼすべての単語を読むことが出来るようになります。 【キーワード】 挨拶,発音,つづり,アルファベート
2つづりの読み方と数字 ドイツ語のつづりの読み方を完全に覚え,日本人にとって難しい発音を集中的に練習します。また,数字を覚え,時刻を言えるようにします。 【キーワード】 つづり,発音,数字
3動詞の現在人称変化 ドイツ語の動詞は主語に応じて語尾が変化します。これを人称変化といいます。主語の代名詞とともに語尾を覚えましょう。 【キーワード】 現在人称変化,主語,動詞の語尾 |
授業の詳細3 |
4seinとhaben 英語のbe動詞にあたるseinとhave動詞にあたるhabenはとても重要ですが,特殊な変化をします。この2つを覚えて表現の幅を一気に広げましょう。 【キーワード】 sein,haben,職業・国籍,所有
5名詞の性と格(1格と4格) ドイツ語の名詞には男性,中性,女性という3つの性があり,それによって,定冠詞などの形が異なります。また,名詞は文中の役割に応じて4つの「格」を持ちます。今回は,その中で,主語を表す1格と直接目的語を表す4格を勉強します。 【キーワード】 名詞の性と格,主語,直接目的語
6不規則動詞と名詞の複数形 主語が2人称単数(du)と3人称単数のときに母音が変化する不規則動詞を勉強します。また,名詞の複数形の作り方のパターンに触れます。 【キーワード】 不規則動詞,名詞の複数形 |
授業の詳細4 |
7名詞の格(3格と2格) 名詞の格のうち,主に間接目的語を表す3格と所有関係を表す2格を扱います。ここで,1格から4格のすべての格が登場します。 【キーワード】 名詞の格,3格,2格
8前置詞(1) 名詞の前に置かれて様々な意味関係を表す前置詞を扱います。前置詞の後には決まった格が来ます。これを「前置詞の格支配」と呼びます。この課では,3格支配の前置詞と4格支配の前置詞を中心に勉強します。 【キーワード】 前置詞の格支配,3格支配の前置詞,4格支配の前置詞
9前置詞(2) 空間の基本的な位置関係を表す9つの前置詞は,表現されるものが静止している場所を表すときに3格と,移動する到着点を表すときに4格と結びつきます。これらの3・4格支配の前置詞を勉強します。さらに,前置詞と定冠詞の融合形についても扱います。 【キーワード】 3・4格支配の前置詞,前置詞と定冠詞の融合形 |
授業の詳細5 |
10副文と命令形 従属接続詞から始まる副文では動詞が文末に置かれます。これまで勉強した主文とは動詞の位置が違うので,これをしっかり勉強しましょう。また,相手に命令したり依頼したりするときに用いる命令形を勉強して,コミュニケーションの幅を一層広げましょう。 【キーワード】 副文,従属接続詞,命令形
11人称代名詞と再帰動詞 人称代名詞も格に応じて形を変えます。この課では,1格以外の2〜4格の形を覚えます。それと並んで,主語と同じものを指す再帰代名詞について学び,それが使われる再帰動詞を使えるようにします。 【キーワード】 人称代名詞,格,再帰代名詞,再帰動詞
12冠詞類 冠詞と同じように名詞の前に置かれ,性・数・格に応じて変化する冠詞類について学びます。冠詞類には,定冠詞に似た変化をする定冠詞類と,不定冠詞に似た変化をする不定冠詞類があります。不定冠詞類にはmein「私の」など所有冠詞と否定冠詞のkeinがあります。 【キーワード】 定冠詞類,不定冠詞類,所有冠詞,否定冠詞 |
授業の詳細6 |
13分離動詞 動詞と副詞的な成分が一つの意味を作り出す動詞は,主文であたかも二つの部分に分かれているように見えるので「分離動詞」と呼ばれます。文末には動詞と密接に結びつく成分が置かれ,「枠構造」を作るという仕組みを理解して,分離動詞を使いこなしましょう。 【キーワード】 zu不定詞,分離動詞,語順,枠構造
14話法の助動詞(1) 不定形の動詞に結びついて,可能,意思,必然などの意味を付け加える動詞を「話法の助動詞」と言います。これらはやや不規則な変化をします。ここでは語順と基本的な用法を覚えて,様々なニュアンスを表現してみましょう。 【キーワード】 話法の助動詞,語順
15話法の助動詞(2) 話法の助動詞の用法のうち,「主観的用法」と呼ばれるものを勉強します。これは主に可能性や推量を表します。また,werdenを使ったいわゆる「未来形」について勉強します。 【キーワード】 主観的用法,未来形 |
授業の詳細7 |
[成績について] AA:特に優れた成績を示したもの A:優れた成績を示したもの B:良好と認められる成績を示したもの C:合格と認められる成績を示したもの F:不合格
[開講時期] 2学期 ※講義スケジュール及び履修上の注意点は、授業時間割表P39を参照してください。 ・2クォーターの履修変更期間までに、履修登録されている科目以外は、履修す ることができません。 [テキスト] 放送大学より送られてくる資料を使用する。
注意:4年生は原則履修できない。(理由:放送大学の試験結果通知が本学の卒 業判定時期と同時期であるため卒業判定が困難となります。2・3年次での履修 を推奨します。)
(その他何かわからないことがありましたら教務部までお越しください)??? ? |
授業の詳細8 |
|
授業の詳細9 |
|
授業の詳細10 |
|