科目名 |
技術と安全 |
担当教員 |
野中 弘二,筒井 康賢,西脇 永敏,杉本 隆一,清水 明宏,渡邊 法美,村上 雅博,甲斐 芳郎 |
対象学年 |
2年 |
クラス |
学部:人社001 |
講義室 |
K101 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
水2 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
フロンティア講義 科目名 <技術と安全> 開講年次 2年1学期
区分 一般教養科目 単位数2 担当教員 野中弘二他 nonaka.koji@kochi-tech.ac.jp (3-1〜3-4は各分野専門の教員・教育講師の協力を仰ぐ)
講義の目的: コンピュータリテラシ・専門教育ガイダンス等で技術教育の基礎を学んだ時点で、 今後の大学生〜社会人、消費者〜技術者、被害者〜加害者までの多面的視点で 危険・安全状態と技術の関係を考える能力を身につけ、今後の技術開発者生活に役立てる。
講義の進め方 まず技術や生活における安全・危険な状態の概念を自ら定義つける。 大学生活で自らを危険な状態に導く事象・状態と周囲を危険な状態に導く行動を想定する。
次に安全を脅かすリスクの概念とそれを回避する施策の効果の関係を学ぶ。
さらに、各専門分野、技術活動の中で留意すべき安全の心構えその見積もり方と学ぶ。 最後に 担当部分の調査・分析・提言をおこない、 学んだ内容の分析レポートを提出する。
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授業の詳細2 |
第1回 「1 安全・危険 安心・不安」 の概念の違いを理解する
第2回〜4回 「2 生活者(大学生)としての危険と安全:その見積もり方の学習」 安全学入門 に記載されている、ハザードとリスク、安全バリア の考え方を学び、 一定の条件で見積もれる力をつける。
第5回〜10回 「3 各々の専門技術に於ける安全管理」 3-1 機械と安全(機械分野教員) 3-2 情報の安全(情報分野教員) 3-3 環境と安全(環境分野教員) 3-4 化学・生物と安全(化学分野教員) 3-5 電気の安全(電気分野先生) 3-6 リスクマネージメント(マネージメント教員)
第11回〜14回 「4 失敗から学ぶ」失敗学 に記載されている 失敗の概念、情報整理法、入手法、活用法などを学ぶ
第15回 「5 技術の安全設計、安全のための技術設計」を事例を通して学ぶ 第16回 グループディスカッション
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授業の詳細3 |
教科書:畑村洋太郎/著 図解雑学「失敗学」(ナツメ社) ISBN978-4-8163-4187-8
参考資料 古田一雄、長崎晋也/著 安全学入門 (日本科学技連出版社)ISBN978-4-8171-9220-2 畑村洋太郎/著 失敗学のすすめ(講談社)ISBN978-4-06-210346-X 情報モラル研修教材2005 http://www.ocec.ne.jp/center/moral/index.htm |
授業の詳細4 |
事前学習
指定する教科書を使用するので事前に購入しておくこと
第1回で配布する安全学関連資料を事前に読んでおくこと
第2回め以降の講義のために ハザード、リスク、安全バリアの事例を調査しておくこと
第11回目講義の前までに テキスト「失敗学」をあらかじめ読んでおくこと |
授業の詳細5 |
評価の方法
各分野の最後に指定するテーマによる 複数の小レポート提出、内容評価 と 講義終了後に提出する 1本の最終レポート提出、評価により 総合的に判断する。 |
授業の詳細6 |
達成目標
AA リスク量とその管理を定量的に見積ることができ、 技術的評価でを深く議論し、失敗の経験、情報を通して 将来の対策を提案をできる。
A ハザードとリスク、管理のための安全バリアの概念を 論理的に理解し、危険度とその被害を減ずる対策を議論できる。
B 基本的リスクの概念を理解し、失敗から学習し対策を議論できる。
C 基本的リスクの概念を理解し、既存の対策の意味を理解できる。
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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