科目名 |
ドイツ語入門U |
担当教員 |
放送大学 |
対象学年 |
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クラス |
学部:人社001 |
講義室 |
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開講学期 |
通年 |
曜日・時限 |
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単位区分 |
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授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
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準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
【主任講師】 清野 智昭 (千葉大学准教授) 【放送大学担当専任教員】 宮本 徹 (放送大学准教授)
【講義概要】 ドイツ語入門Tに引き続き,過去形・現在完了形から接続法まで,初級文法の主立った項目をすべて扱います。また,文法の学習と並行して,読解力と表現力を養う練習を多くこなすことで,総合的なドイツ語の運用力を高めます。
【授業の目標】 日常的な表現を使いこなし,学術的な内容でも辞書を使って理解できることを目標にします。今後の学習の基礎となる運用力が身に付くようにします。
【履修上の留意点】 ドイツ語入門Tを履修済み,もしくは,それと同等のドイツ語の知識があることを前提にします。定期的な学習の時間を確保するように心がけてください。 |
授業の詳細2 |
【1】語順のしくみ ドイツ語の文を作るときは,不定句をもとに考えましょう。平叙文では定動詞は2番目の位置に置かれるので,その結果,動詞と一番結びつきの強い成分が文末に置かれます。このしくみを理解して,自然な語順を身につけることを目指します。 【キーワード】 語順,不定句,密接な成分
【2】zu不定句と非分離動詞 動詞句に名詞の機能を持たせるのがzu不定句です。「...すること」に相当する表現を覚えましょう。また,アクセントのない前つづりを持つ非分離動詞についても触れます。 【キーワード】 zu不定句,非分離動詞
【3】過去形 過去のことを表す場合,ドイツ語では過去形と現在完了形のどちらも同様に使われます。過去形は主に書き言葉で,現在完了形は主に話し言葉で使われますが,sein,haben,話法の助動詞の過去形は話し言葉でもよく使われます。これらを中心に勉強します。 【キーワード】 過去形,三基本形,規則動詞,不規則動詞 |
授業の詳細3 |
【4】現在完了形(1) 現在完了形は,「過去分詞+habenまたはsein」の完了不定詞をもとに作ります。この課ではまず過去分詞の形を確かめ,habenを使った現在完了形の作り方を勉強します。 【キーワード】 現在完了形,過去分詞,haben支配
【5】現在完了形(2) 自動詞の中で「移動」や「状態変化」を表すものは,完了形の助動詞としてseinを取ります。これらいわゆる「sein支配」の動詞の現在完了形を勉強します。また,過去完了形にも簡単に触れます。 【キーワード】 現在完了形,過去分詞,sein支配,過去完了形
【6】受動態 ものごとを動作の受け手を主語にして「...される」と表現する受動態は「過去分詞+werden」で作ります。この受動態の作り方と使い方を勉強します。また,助動詞としてseinを使う「状態受動」についても簡単に触れます。 【キーワード】 受動態,動作受動,状態受動 |
授業の詳細4 |
【7】非人称構文 特定のものを指さないesを主語とする構文を非人称構文と言います。天候や時刻だけでなく,さまざまな慣用的な表現を学んでいきます。 【キーワード】 非人称構文,天候,時刻,慣用表現
【8】形容詞の格変化(1) 形容詞は名詞の前に置かれると格語尾が付きます。この語尾を覚えるのはなかなかやっかいなので,2回にわたってじっくり学習していきます。今回は,1格の形に絞って,強語尾と弱語尾のしくみを解説します。また,形容詞の名詞化についても触れます。 【キーワード】 形容詞,格変化,強語尾,弱語尾,形容詞の名詞化
【9】形容詞の格変化(2) 形容詞の格変化の2回目です。まず,4格の形を見た後,2格と3格の形を学習します。これですべての形が使いこなせるようになります。 【キーワード】 形容詞,格変化,強語尾,弱語尾,形容詞の名詞化 |
授業の詳細5 |
【10】比較級と最上級 2つのものを比べてどちらが「より...」ということを表す比較級と,3つ以上のものの中であるものが「一番...」ということを表す最上級の作り方と使い方を勉強します。色々な比較の仕方を覚えましょう。 【キーワード】 形容詞,比較級,最上級,格変化
【11】関係代名詞 名詞に修飾文を付けるときには関係代名詞を使います。英語とは違い,ドイツ語の関係代名詞は定冠詞と似た形をしており,性・数・格に応じて変化します。その使い方をしっかり身につけましょう。 【キーワード】 関係代名詞,修飾文
【12】接続法(1) ある事柄を単に考えられたこと,言われたこととして表す動詞の形を接続法と言います。接続法には第1式と第2式があります。今回はおもに非現実のことを表す接続法第2式の作り方と使い方を勉強します。 【キーワード】 接続法,第2式,非現実話法 |
授業の詳細6 |
【13】接続法(2) 接続法第2式を使って過去のことに対する非現実話法を学びます。その後,主に間接話法に使われる接続法第1式に触れます。 【キーワード】 接続法,第2式,非現実話法,過去,第1式,間接話法
【14】話法詞と心態詞 文全体に対する話し手の判断や評価を表す「話法詞」と,話し手の気持ちを表し,文にある種のニュアンスを付け加える「心態詞」について学びます。これらの語を使うことによって,ドイツ語としてとても自然な表現ができるようになります。 【キーワード】 話法詞,心態詞,ニュアンス
【15】総復習 これまで勉強したことの総復習として,簡単なテクストを読み,かつ,自分で文を作る練習をします。これで初級文法はばっちりです。 【キーワード】 総復習,読解,作文 |
授業の詳細7 |
[成績について] AA:特に優れた成績を示したもの A:優れた成績を示したもの B:良好と認められる成績を示したもの C:合格と認められる成績を示したもの F:不合格
[開講時期] 2学期 ※講義スケジュール及び履修上の注意点は、授業時間割表P39を参照してください。 ・2クォーターの履修変更期間までに、履修登録されている科目以外は、履修す ることができません。 [テキスト] 放送大学より送られてくる資料を使用する。
注意:4年生は原則履修できない。(理由:放送大学の試験結果通知が本学の卒 業判定時期と同時期であるため卒業判定が困難となります。2・3年次での履修 を推奨します。)
(その他何かわからないことがありましたら教務部までお越しください)??? ? |
授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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