科目名 |
ロボット制御工学 |
担当教員 |
王 碩玉 |
対象学年 |
4年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
A113 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
火2,金2 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
|
備考 |
|
授業の詳細1 |
講義の目的 ロボットは,高効率・高精度で物を大量的に生産する産業界から,人を助ける救済・医療・福祉・介護,人を手伝う家事・警備,人を育つ育児・教育,人を楽しめるアミューズメントなど分野に活躍されており,我々の日常生活においては無くてはならない存在である.しかし,応用分野が違っても,共通の特徴としては,形と動きがある。形と動きの可能な形態については,ロボット運動学では学習するが,思うとおり正しくロボットを動かすのは,ロボット制御工学の知識が必要である.本講義では,移動ロボットの制御に関する基礎知識について学習する.実例として,案内ロボット,福祉介護ロボット,リハビリ・健康増進ロボットなどについても紹介する. |
授業の詳細2 |
キーワード: ロボット,運動学,動力学,運動制御,線形制御法,非線形制御法,ディジタル制御法,適応制御法,システムの知能化,シミュレーション,実験 |
授業の詳細3 |
講義の進め方 配布資料を中心に進めるが,実例や動画やビデオを活用して,計算の物理意味を重点に説明する.毎回では最初は前回の内容をレビーし,最後は学習ポイントを纏める.
|
授業の詳細4 |
達成目標 @ロボットの制御システム構成について述べられる. A山彦型ロボットの運動学・動力学を理解できる. B全方向移動型ロボットの運動学・動力学を理解できる. C線形制御法,非線形制御法を理解できる. D2種類の相違点について説明できる.
|
授業の詳細5 |
講義計画 1. ロボットシステムについて 機構による分類,応用分野による分類,ロボットシステムの構成
2. 〜4.山彦型ロボット 山彦型ロボットの基本構造と特徴,運動学,逆運動学,動力学,逆動力学,実際の応用
5.〜7.山彦型ロボットの制御法 ロボット制御の基本概念と制御システム構成,線形制御法,摩擦に対処できる非線形制御法,リアルタイムでのシミュレーション手法,実際の応用
8.実験 研究室にて実際に山彦型ロボットの制御を体験する
9.習熟度確認 範囲:1.〜8.
10.〜12.全方向移動型ロボット 全方向移動型ロボットの基本構造と特徴,運動学,逆運動学,動力学,逆動力学,実際の応用
13.〜14.全方向移動型ロボットの制御法 物理的パラメータ変動に対処できる非線形適応制御法,摩擦に対処できる非線形制御法,実際の応用
14.実験 研究室にて実際に全方向移動型ロボットの制御を体験する
15. 習熟度確認 範囲: 10.〜14. |
授業の詳細6 |
テキスト: 配布資料 参 考 書: 米田完・大隅久・坪内孝司 著:ここが知りたいロボット創造設計,講談社サイエンティフィク ,2005年,定価(税込 3,675円) |
授業の詳細7 |
成績評価: 総合で60点以上達成された場合を合格とする.点数配分は次のとおりである. 小テスト30点 中間試験30点(内訳:基礎問題20点,発展問題10点) 定期試験60点(内訳:基礎問題50点,発展問題10点)
A A:100点以上 A: 80点以上99点以下 B: 70点以上79点以下 C: 60点以上69点以下 F: 60未満や成績評価資料が未提出の場合 |
授業の詳細8 |
|
授業の詳細9 |
|
授業の詳細10 |
|