科目名 |
シミュレーション工学2 |
担当教員 |
辻 知宏 |
対象学年 |
3年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
C−2WS |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
月2,木2 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
講義の目的 コンピュータの性能の向上にともなって,CAE(Computer Aided Engineering)が機械製品の生産に盛んに活用されるようになってきた.しかし,実際にCAEソフトウエアを用いて機械設計を行う場合,CAEの中身についての知識が皆無であると,計算結果を吟味することができない.この講義では,CAEの中身であるコンピュータシミュレーションについて実際にプログラミングを行いながら学習する.
講義の進め方 微分方程式の数値計算法を中心に数値計算法の基礎原理について解説を行った後,実際に物理現象のシミュレーションを行うプログラムをC言語を用いて作成する.15回の講義中に3回の試験を行い,各自の理解度の確認を行う. |
授業の詳細2 |
達成目標 1.数値計算法について理解し,その適用範囲についての知識を有する. 2.物理現象の支配方程式および物理条件が与えられたとき,その問題を解くための適切な数値計算法を選択することができる. 3.常微分方程式の初期値問題を解くためのプログラムを作成することができる. 4.常微分方程式の境界値問題を解くためのプログラムを作成することができる. 5.偏微分方程式の境界値問題を解くためのプログラムを作成することができる. |
授業の詳細3 |
講義計画 1.講義の内容および意義について説明を行った後,講義の進め方について説明する. 2〜4.1次元常微分方程式の初期値問題に関する解説およびプログラムの作成. 5.習熟度確認 6〜8.2次元常微分方程式の境界値問題に関する解説およびプログラムの作成. 9.習熟度確認 10〜12.連立方程式の解法に関する解説およびプログラムの作成. 13.習熟度確認 14〜15.最小2乗法に関する解説およびプログラムの作成. |
授業の詳細4 |
成績評価 15回のうち10回以上を出席し,試験を受験した学生に対し以下の基準で成績を評価する.
AA:講義で解説した全ての数値計算法を理解した上で,応用プログラム(例えば,3次元偏微分方程式を解くプログラム)を作成することができる. A:講義で解説した数値計算法を理解し,各々のプログラムを作成することができる. B:講義で解説した数値計算法を理解し,そのうちのいくつかのプログラムを作成することができる. C:講義で解説した数値計算法を理解し,それらの計算法を用いて作成されたプログラムを活用することができる.
履修上の注意: シミュレーション工学1を履修していること. 他人と相談せずに自力でプログラムを作る努力をすること.(TAや教員への質問は推奨する) |
授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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