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タイトル「2012年度シラバス」、フォルダ「2012年度シラバス?システム工学群専門科目
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 自動車工学 
担当教員 大塚 幸男 
対象学年 3年  クラス 学部:専門001 
講義室 A109  開講学期 2学期 
曜日・時限 火3,金3  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 講義の目的
 自動車工学は、機械、材料、電気、電子、情報、化学等あらゆる工学分野が関係するが、本講義では、機械工学をベースとする。
具体的には、自動車の企画と開発にはじまり、車体設計、エンジン、駆動、シャシ、ボディの設計と生産について学習する。

講義の進め方
 授業では自動車の基本的な知識を習得を目指し、さらに自動車の設計生産について、視野広く多面的な理解をできるように進める。
また、なるべく事例やサンプルを多用し、エンジニアとして必要な物つくりの感覚習得を目指す。
なお、毎回、演習問題を行い、具体的な自動車設計について考える。

達成目標
 1、自動車の基本構造や機能についての基礎知識を習得する
 2、自動車の設計と生産の基本的な知識、物つくりを理解する
 3、自動車の現状と将来の新技術の動向について理解する
 
授業の詳細2 講義計画

1回:   第1章 自動車一般
        ・スタイリングデザインと基本構造について
 (機能、個性、新しさ、黄金比、FF,FR,MR)
        ・自動車の課題と市場動向
          (環境、エネルギ、マーケット、ユーザー、安全)
2−4回: 第2章 エンジンの性能
        ・エンジン基礎(ガソリン、ディーゼル)
        ・エンジンの要求性能と向上
        ・新エンジン(ターボ、直噴など)
5回:   第3章 トランスミッション
        ・MT,AT、CVT、DCT、AMT等 
6−7回: 第4章 車体及びタイヤの力学
        ・空気力学(空気抵抗CD,CL等)
        ・車体、安全(アクティブセーフティ等)
        ・タイヤ力学(転がり抵抗、スリップ比等)
8ー9回:  第5章サスペンションとステアリング
        ・ダブルウイッシュボーン、ストラット、EPS等
10回:  第6章 運動性能
        ・走行抵抗、燃費、制動、ABS,ESC
11回:  第7章 操縦性と安定
        ・コーナリングフォース、スタビリティファクター、ドリフト、スピン
12−14回 最近の自動車技術と将来の新技術の動向
        ・ハイブリッド、PHV,EV、FCV
        ・ダウンサイジング、新ディーゼル
        ・軽量化、空力
        ・ITS、安全車
        ・CAD/CAM/CAE,デジタル技術、SE

15、習熟度確認
 
授業の詳細3 成績評価

試験を受けた学生に対して,試験及び出席点を総合して次の基準で成績を評価する.
到達目標の各項目を十分に達成し,基本的な技術課題を解決する力を身に付けている…AA
到達目標の各項目を十分に達成できている…A
到達目標をおおむね達成できている…B
到達目標について必要最低限の理解ができている…C

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テキスト
 「自動車工学」樋口健治監修、東京電機大学出版局、¥2500

参考書
「基礎エンジン工学」長山勲著、東京電機大学出版局、¥3100

「自動車工学―基礎」 社団法人自動車技術会、¥3150

 その他

履修上の注意: 特に無し
 
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