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タイトル「2012年度シラバス」、フォルダ「2012年度シラバス?システム工学群専門科目
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 電子・光システムセミナー1 
担当教員 山本 真行,橘 昌良,岩下 克,星野 孝総,綿森 道夫,真田 克,八田 章光,野中 弘二,古田 寛,密山 幸男 
対象学年 2年  クラス 学部:専門001 
講義室   開講学期 通年 
曜日・時限 水5  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 講義の目的
  
資料・文献の調査,まとめ,プレゼンテーションの能力向上を目指すと共に,電子・光系の各研究室にて今後進めていく研究の中から学生個人の興味に合うものを探すことを主な目的とする.学生個人と研究テーマあるいは指導教員とのマッチングを自ら見出すことは,将来就く職業との良いマッチングに繋がる大変重要なテーマである.就職活動直前になっても方向性が不明確では良い選択はできないことは明白である.本セミナーを通して学生個人の適性について自ら見極め,自らに相応しい選択ができる素地を身に付けることを目的とする.
 
授業の詳細2 講義の進め方
  
電子・光系の各研究室における研究内容を代表するに相応しい基礎的かつ簡潔なテーマについて,調査すべき内容を用意する.調査テーマは各学期で20種類程度(各研究室2種類程度)あり,調査内容を記した専用の課題用紙【調査指令】を電子・光系の事務室に準備する.
履修する学生は講義日の2週間前に【調査指令】をコモンスペース(該当講義時間の開始時刻に配布開始)または同事務室(該当時間後に受け取る場合)で受け取り,無作為選択(くじ)によりその回の調査テーマを決定する.受け取った課題により担当教員は毎回変わる(教員1名に対して学生8名程度となるように割り振られる).同じテーマを複数の学生で並行して調査するが発表は各自で行なう.履修学生は,【調査指令】受け取りから通常2週間を調査期間として,図書館の文献,担当研究室所蔵の書籍,ネットワーク図書館の電子資料(インターネット上の資料を含む)などを活用して調査する.報告会では,各研究室(セミナー室)に分かれて調査内容を発表する.発表は各テーマについて1名5分程度で資料のコピーなどを用いて説明する.教員は各5分程度の質疑応答などを工夫し発表担当以外のテーマについても学生の理解を深める.

達成目標
  
1:資料・文献の調査能力を身につけること
2:調査内容をまとめる能力を実践的に身につけること
3:プレゼンテーションの能力を向上させること
4:電子・光系において,各学生の興味に合う研究は何か真剣に考えること
5:3年次以降に希望する研究の方向性を自ら見出し,学生個人の興味に合う研究室・指導教員に出会うこと
を目的とする.
 
授業の詳細3 講義計画
  
本講義は通年1単位であり,以下のように概ね月1回程度実施する.講義日程等は掲示板にて履修学生に周知する.
 1:1学期ガイダンスおよび第1回課題配布(無作為選択)(1Q)
 2:第1回課題報告会(1Q)
 3:第2回課題報告会(1Q)(2週間前に課題配布:無作為選択)
 4:第3回課題報告会(2Q)(2週間前に課題配布:無作為選択):次回希望調査
 5:第4回課題報告会(2Q)(2週間前に課題配布:希望選択)
 6:2学期ガイダンスおよび第5回課題配布(無作為選択)(3Q)
 7:第5回課題報告会(3Q)(2週間前に課題配布:無作為選択)
 8:第6回課題報告会(3Q)(2週間前に課題配布:無作為選択)
 9:第7回課題報告会(4Q)(2週間前に課題配布:無作為選択):次回希望調査
10:第8回課題報告会(4Q)(2週間前に課題配布:希望選択)
講義日は調査方法や発表技法の基本を解説するガイダンスを含め全10回とする.1学期課題は,各研究室における基礎的な用語・手法などを調査する内容であり短期間でまとめる能力の養成を目指す.2学期課題は,より専門に近い内容の調査内容となる.各学期最終回となる第4回,第8回課題の配布は無作為選択ではなく,その時点における学生の成績を考慮して学生の希望をある程度考慮可能な方法で行なう.

 
授業の詳細4 テキスト:特になし

参考書 :特になし

成績評価:
 課題を各10点とし,各回の採点は担当教員により以下の基準をもって行なう.【1】課題について真剣に調査し、まとめることができたか?(50%=5点:非常に優秀な場合は5点,出席・調査・発表の基本線ができていれば4点,稚拙・不真面目な場合は状況に応じ3〜1点),【2】文献等の受け売りではなく各学生自身で調査内容を理解できているか?(30%=3点:内容の噛み砕きが優秀な場合3点,基本線ができていれば2点,書き写しの棒読みなどは1点),【3】自分の興味の中での課題の位置づけを理解し,進路について方向性を見出すきっかけとすることができたか?(20%=2点:2〜0点の加点式)
 1学期課題は10点満点のまま計算し,2学期課題は各配点に1.5を乗じて計算するものとし,100点満点のうち計60点以上であれば合格(C)とする.本科目の成績は、90点以上を(AA)、80点以上を(A)、70点以上を(B)、60点以上を(C)とする.但し本科目は各研究の初歩に触れることが目的であるので,連絡無く1回以上欠席した場合は原則として「放棄」とみなし成績を(F)とする.何かの理由で欠席してしまった場合は,必ず報告すること.

履修上の注意:
 講義日以前に【調査指令】の受け取りが必要であるので,掲示板等の連絡に注意しておくこと.大学または学群・系で優先される日程や,担当教員の出張などの事情により,1週間後などに日程変更される可能性があるので注意すること.変更は随時掲示板にて連絡する.学科の研究内容や教員に触れる機会であり,研究室選択の指標を得るために,よほどの理由がなければ履修していただくべき科目である.特に人前での発表等が苦手な学生への対応の実施を検討しているので,そのような学生こそ本セミナーを機会に苦手意識を克服していただきたい.

備 考:特になし

履修前の受講が望ましい科目:スタディースキルズ
 
授業の詳細5 ※ 本科目は1単位です。これは報告会の回数が計8回で構成されており, 調査に必要な時間を考慮しても2単位分の時間数には相当しないためです。 
授業の詳細6 ※ 本科目の曜日・時限のうち報告会を実施しない日程には、電子回路および電磁気学の各演習を行う予定であるが,演習に関しては履修登録の必要はない. 
授業の詳細7  
授業の詳細8  
授業の詳細9  
授業の詳細10  


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