科目名 |
通信機器概論 |
担当教員 |
岩下 克 |
対象学年 |
4年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
A101 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
火2,金2 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
講義の目的(概要) 無線通信分野をこれから志そうとする人や,将来無線従事者国家試験や電気通信主任技術者国家試験を受験しようとする人を対象に,最近のアナログ無線通信からディジタル無線通信,移動体通信,衛星通信,衛星放送などを基礎概念と具体例を重視しながら解説する. また、第1〜3級特殊無線技士、および第1〜2級無線技術士の国家試験の例題を解きながら国家試験対策も並行して行う. |
授業の詳細2 |
講義計画 1.講義概要説明 講義目的、授業計画、テキスト、成績評価方法などについて説明する
2.増幅回路、発振回路 帰還増幅回路の帯域特性、歪み、発振回路の構成、発振条件など基本的事項について学習する
3.変調回路、復調回路 最初に変調回路として振幅変調、周波数変調、位相変調の原理を学習し、次にこれらの各変調波の復調回路を学習する.
4.デジタル伝送、デジタル変復調回路 ディジタル通信の主方式であるパルス符号変調基礎理論とASK、QASK、PSK、QPSKの基礎およびスベクトラム拡散変調について学習する. 5.位相同期回路 位相同期回路の構成、基本的事項、性能について学習する
6.送信機 AM(振幅変調)やFM(周波数変調)の送信機に関する構成や各部の回路,動作,性能について学習する.
7〜8.受信機と受像機 受信機の構成、各部の回路の成り立ち,動作,性能について学習し、受信機のディジタル選局の基本となる位相同期ループやテレビジョン受像機についての知識を深める.
9.自動車・携帯電話システム 現在の自動車・携帯電話システムの構成、機能について学習する
10〜11.多重通信方式と衛星放送システム 衛星放送・通信システム、GPSシステムについて学習する.
12.電波航法装置 レーダと方位測定装置の基礎を学習する.
13〜14.電源回路 整流回路、平滑回路、直流・交流安定化回路、電力変換装置の基礎を学習する.
15.理解度確認 これまでの講義内容について理解度確認を行う |
授業の詳細3 |
テキスト:『無線工学A』横川重明、吉川忠久著(東京電機大学出版局) ISBN 978-4-501-32590-9 |
授業の詳細4 |
<成績評価の基準> 評価は授業中に行う試験および課題の提出状況により以下のように判断する
AA:特に優れた成績を示したもの A :優れた成績を示したもの B :良好と認められる成績を示したもの C :合格と認められる成績を示したもの F :不合格
資格取得 本科目および( )内の科目を修得することにより以下の資格が取得可能 第一級陸上特殊無線技士(通信概論、計測基礎、電子・光システム工学実験1、電磁波・光波、電波法規) 第二級海上特殊無線技士(通信概論、計測基礎、電子・光システム工学実験1、電磁波・光波、電波法規) 第三級海上特殊無線技士(通信概論、電磁波・光波、電波法規)
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授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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