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タイトル「2012年度シラバス」、フォルダ「2012年度シラバス?システム工学群専門科目
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 デザイン基礎 
担当教員 吉田 晋 
対象学年 1年  クラス 学部:専門001 
講義室 C101  開講学期 1学期 
曜日・時限 火3,金3  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 講義の目的

モノとカタチにはそれぞれ固有の対応関係があります.デザインとは、このモノとカタチを繋ぐ行為です.つまり良いデザインとはモノに適したカタチを与えること、あるいは適したカタチを見つけることなのです.「モノに適したカタチを与えること」を具体的に学びます.

講義の進め方

デザイン基礎は、LECTURECLASSとWORKINGCLASSから成り立ちます.
LECTURE CLASSでは
 A)デザインについての基本的事項
 B)空間の基本的性質について講義形式で解説します.
WORKING CLASSでは
プロダクトデザインコース
 A)既存プロダクトの模型製作および製図
 B)既存プロダクトに対する考察
 C)新しいプロダクトの模型製作および製図 
建築デザインコース
 A)近代建築作品の模型製作および製図
 B)空間構成模型の製作および製図
 C)小美術館の模型製作および製図 について演習形式で修得します.
WORKING CLASSはSTEP01、STEP02、STEP03の3つに分かれています.各STEPはCRITICとJURYから成り立ちます.CRITICでは個人を対象とした批評(DeskCritic)と全員を対象とした批評(Pin-upCritic)を行います.JURYでは優秀者によるプレゼンテーションと講評を行います.

達成目標
プロダクトデザインコース
(技術的目標)既存プロダクトを観察する眼を養うこと
(内面的目標)既存プロダクトを見直し、一貫した考えの元に新しくプロダクトを提案できること
建築デザインコース
(技術的目標) 1/100スケールの建築模型を適切に制作できること.
(内面的目標) 一貫した考えの元に、建築全体を、それぞれの空間の分節と結合によってつくりあげること.  
授業の詳細2 講義計画

1.Guidance:
  はじめに/建築デザインを始める前に/講義の進め方
2.〜4.LECTURE CLASS:01〜03
  空間を理解し、構想すること
  見えないモノをデザインする
  近代デザインの伝えるもの
5.〜6.WORKING CLASS:01〜02
  STEP01の課題説明
  JURY(作品提出/総評/個別評価/優秀者によるプレゼンテーション)
7.〜8.LECTURE CLASS:04〜05
  デザインのプロセス 1
  デザインのプロセス 2
9.〜11.WORKINGCLASS:03〜06
  STEP02の課題説明
  CRITIC
  JURY(作品提出/総評/個別評価/優秀者によるプレゼンテーション)
12.〜13.LECTURE CLASS:06〜07
  物のかたち1 輪郭/基本的な立体/規則正しいかたちと不規則なかたち
  物のかたち2 かたちの変形/かたちの重なり/縁と隅/表面
14. LECTURE CLASS:08
  新しいデザイン
15..WORKINGCLASS:07〜11
  STEP03の課題説明
  CRITIC1
  CRITIC2
  JURY(作品提出/総評/優秀者によるプレゼンテーション) 
授業の詳細3 成績評価
以下の2点を単位認定の条件とします.
(1)各STEPにおける作品提出(期限厳守)とその引渡し
(2)各STEPにおけるJURYの出席
成績はSTEP01?03までの作品の評価の合計で決定されます.
最終成績は以下の条件による.
◆C:評価の合計が60点以上69点以下の場合
◆B:評価の合計が70点以上79点以下の場合
◆A:評価の合計が80点以上89点以下の場合
◆AA:評価の合計が90点以上の場合

◇テキスト
プリントを配布する.プリントの補足は講義内で行う.
参考書
『建築のかたちと空間をデザインする』(彰国社)
『光の教会 安藤忠雄の現場』(建築資料研究社)
◇ 備 考:
講義に必要なもの 発泡スチロール製ボード、カッター、カッターマット、鋼製定規、接着剤
 
授業の詳細4  
授業の詳細5  
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授業の詳細10  


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