科目名 |
構造物の維持管理 |
担当教員 |
大内 雅博 |
対象学年 |
3年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
B104 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
月2,木2 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
講義の目的 コンクリート構造物および鋼構造物の維持管理に必要な基礎知識を学ぶ。
講義の進め方 講義を主体とし,合間に演習を行う。
達成目標 1.新規建設と維持管理とでの考え方の違いを理解する。 2.コンクリート構造物や鋼構造物における典型的な劣化現象を理解する。 3.構造物の性能劣化の主要因である鋼材の腐食メカニズムを理解する。 4.コンクリート中の鉄筋の腐食因子を理解する。 5.構造物の代表的な非破壊検査方法を学ぶ。 6.構造物の点検結果から劣化を予測する方法を習得する。 |
授業の詳細2 |
講義計画
(導入) 1.土木建築における維持管理の重要性,新規建設と維持管理のコンセプトの違い
(鉄筋コンクリート部材の劣化機構と劣化予測) 2.鉄筋腐食が鍵となる鉄筋コンクリート部材の劣化 3.コンクリートの中性化 4.コンクリート中への塩化物イオン侵入 5.コンクリート中の鉄筋腐食 6.凍害 7.アルカリ骨材反応,化学的侵食 8.疲労
(鋼構造物の劣化機構と劣化予測) 9.鋼の腐食 10.鋼の疲労と高力ボルトの遅れ破壊
(構造物の点検・モニタリング・診断) 11.点検の基本 12.非破壊検査(1) 13.非破壊検査(2) 14.点検結果に基づく診断
(習熟度確認) 15.習熟度確認 |
授業の詳細3 |
成績評価 以下の項目を試験により確認し,評価する。
◆A:上記の目標を8割以上達成していると見なされるもの。 ◆B:上記の目標を7割以上達成していると見なされるもの。 ◆C:上記の目標を6割以上達成していると見なされるもの。
◆AA:評価Aのもので例外的に優れているもの。例えば,答案において記述が必要かつ十分な量で説明能力があると見なされるもの。 |
授業の詳細4 |
テキスト 資料を随時配布する。
参考図書 ・社会基盤メインテナンス工学,東京大学出版会,2003年 |
授業の詳細5 |
資格試験との関係 ・『土木施工管理技士』試験受験のための必要実務経験年数短縮のためのB群科目 |
授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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