科目名 |
建築デザイン演習 |
担当教員 |
吉田 晋 |
対象学年 |
3年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
B104 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
火5,金5 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
講義の目的
この講義では、将来1級建築士の資格をとるために必要な基本的技術を、中規模の集合住宅の設計を通じて学びます.古来から、人間は「集まって住ん」できました.しかしながら、近代以降プライバシーを重視するあまり、単調な住宅がバラバラに個性を主張しながら並んでいる街が蔓延しています.一方で、経済の論理、供給者の論理ばかりが優先するような、あるいは住宅双六の通過点の役割しか果たさない豆腐型マンションが立ち並んでいます.様々な種類の人間が「集まって住む」ことの意味を考え、「集まって住む」ことの良さを生かした集合住宅を具体的に設計します.
講義の進め方 建築デザイン演習は、LECTURE CLASSとWORKING CLASSから成り立ちます. LECTURE CLASSでは 1) 集住体の歴史と構成原理、および住居群の設計 2) 家族の現在と住まいのかたち 3) 変わる家族のための変わるすまいのかたち について講義形式で解説します. WORKING CLASSでは 1)自然のなかの集合住宅 2)都市のなかの集合住宅 3)1級建築士 実技試験を想定した一日設計 について演習形式で学びます. WORKING CLASSはSTEP01、STEP02とSPECIAL PROGRAMの3つに分かれています.各STEPはCRITICとJURYから成り立ちます.CRITICではDesk CriticとPin-up Criticを行います.JURYでは優秀者によるプレゼンテーションと講評を行います.SPECIAL PROGRMは5時間30分の設計実技試験を行います.
達成目標 (技術的目標)10〜30戸の集合住宅を計画し、基本図その他と共に、プレゼンテーションできること. (内面的目標)オリジナルな集合住宅を構想し、「集まって住む」ことの良さを提案することができること. ・アナログによる製図とプレゼンテーションを行う. |
授業の詳細2 |
講義計画
1. Guidance はじめに/建築デザイン演習を始める前に
2.〜5.WORKING CLASS:01〜05 STEP01課題説明/Critic/参考作品/JURY
6.〜9.LECTURE CLASS:01〜04 集住体の構成原理1〜2/住居群の設計1〜2
10.〜13.WORKING CLASS:06〜10 STEP02課題説明/集住体のケーススタディ/Critic/参考作品/JURY
14.〜17.LECTURE CLASS:05〜08 家族の現在と住まいのかたち1〜2/変わる家族のための変わる住まい1〜2
18.SPECIAL PROGRAM: 一日設計(1級建築士 実技試験を想定した演習問題<5時間30分>とその解説)1. |
授業の詳細3 |
成績評価 以下の2点を単位認定の条件とします. (1)各STEPにおける作品提出(期限厳守)とその引渡し (2)各STEPにおけるJURYの出席 成績はSTEP01(40点)、02(40点)、 SPECIAL PROGRAM(10点)の作品の評価の合計で決定されます. 最終成績は以下の条件による. ◆C:評価の合計が60点以上69点以下の場合 ◆B:評価の合計が70点以上79点以下の場合 ◆A:評価の合計が80点以上89点以下の場合 ◆AA:評価の合計が90点以上の場合
◇テキスト プリントを配布する.プリントの補足は講義内で行う.
◇備 考: ◇ 履修前の受講が望ましい科目: 「デザイン基礎」「室内環境デザイン」「住宅設計」「建築構造設計」 「景観デザイン」「CAD・図学」「マルチメディアプレゼンテーション」「景観デザイン演習」 |
授業の詳細4 |
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授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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