科目名 |
社会システム工学概論 |
担当教員 |
國島 正彦,関 健太郎 |
対象学年 |
1年,2年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
B101 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
月3,木3 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
(1)授業の目的 社会と人々の生活の福祉と厚生を下支えする社会基盤(インフラ)の開発整備管理運営の基本構造(システムとメカニズム)について、建築・都市デザイン専攻に学ぶ受講生諸君が認識し理解することが望ましいと考えられる事柄について講義する。
(2)授業の進め方 この授業は、社会システム工学に取り組むための基本的な考え方を学ぶために用意されたものである。社会システム工学の主要な構成要素の一つである建設分野に焦点をあて、社会基盤(インフラ)に関する知識、日本の社会変化の歴史的維持と現状、建設産業の実態、建設技術者の使命と役割、技術者の倫理等について修得する。
(3)授業の目標 受講生諸君が社会基盤(インフラ)開発整備管理運営の多種多様な実態に直面した場合に、社会システム工学に関する国際的視野を含む常識を保有しつつ実感を持って理解・感得・評価できるようになることを目標としている。 |
授業の詳細2 |
(4)授業の計画 1.社会基盤(インフラ)とは何か 土木工学、建築学、都市工学等の類似点と相違点を理解する 2.社会基盤施設の特性 社会基盤(インフラ)の基本分野と特性について理解する 3.個人の危機管理の理論と実際(1) 自然災害やテロや犯罪等に遭遇した場合の護身方法を学ぶ 4.個人の危機管理の理論と実際(2) 自然災害やテロや犯罪等に遭遇した場合の護身方法を学ぶ 5.建設技術者の仕事の特徴 建設技術者に必要な資質と素養を認識する 6.建設技術者の倫理(1) 建設技術者の倫理が問われる幾つかのケースを学ぶ 7.建設技術者の倫理(2) 建設技術者の倫理が問われるケーススタディ 君はどこまで貰うか、それは何故か 8.建設技術者の倫理(3) 建設技術者の倫理が問われるケーススタディ 君はどこまで貰うか、それは何故か 9.土木の神髄 各種の土木構造物を視覚的に認識する 10.建築の神髄 各種の建築構造物を視覚的に認識する 11.建設技術の正体 建設技術のハードとソフトの要素技術の概要について理解する 12.日本の社会基盤(インフラ)整備事業について(1) 国土交通省の事業内容と職務について理解する 13.日本の社会基盤(インフラ)整備事業について(2) 地方自治体(高知県、高知市、香美市等)の事業内容と職務について理解する 14.日本の社会基盤(インフラ)整備事業について(3) 建設会社、建設コンサルタント、建築設計事務所等の職務について理解する 15.海外建設市場における建設プロジェクト 国際協力を含む海外における日本の建設企業と建設技術者の現状について学ぶ |
授業の詳細3 |
(5)成績評価の方法・基準 出席・討論 20%, 宿題 50%, 期末試験・課題 30%
(6)教科書・参考文献 授業中に資料を随時配布する
(7)準備学習等についての具体的な指示 数学や基礎工学に関する特別な能力は要求しない。ただし、参考文献や資料を読みこなし、論理的思考に基づいた報告書(レポート)を作成するための能力と努力が必要となる。
(8)備考 連絡先:教員室B407(TEL/0887-57-2416), kunishima.masahiko@kochi-tech.ac.jp(@は半角にしてください) オフィスアワーの明示:在室中は随時 メッセージ:授業を通してメッセージをお伝えします。遅刻をしないように。 |
授業の詳細4 |
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授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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