科目名 |
建築計画 |
担当教員 |
大谷 英人 |
対象学年 |
3年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
B104 |
開講学期 |
2学期 |
曜日・時限 |
火3,火4 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
【授業の目的】 建築家に関わる業務は,設計・監理を中心として多岐にわたっている.そのため,建築家の職能は,単なる一部分を任される技術者ではなく,プロジェクト全体の統括者である.本建築計画では,設計とのつながりを重視し,したがって,建築設計全体プロセスを対象とし,それを総合化の方法としての建築計画を学ぶことを目的とする.
【講義の概要・進め方】 授業は,建築計画の基礎及び建築計画の方法,そして,建築計画の基礎となる建築法規について学ぶと共に,各自がある敷地に建築物の企画開発計画を策定する建築企画づくりを行う.
【達成目標】 1.建築計画の基本的な考え方を理解する 2.建築計画に関連する法や制度の概要を知る 3.コンセプトワークの思考をマスターする 4.企画書の構成や各項目の基本を知る 5.建築企画書が作れる |
授業の詳細2 |
【授業計画】 1.建築計画の位置づけ 建築計画の基本的な考え方として,建築物の役割,建築物に影響を与える要素,建築計画の意義,建築計画の構成などのアウトラインについて学ぶ. 2.建築プロセス(計画・設計・施工・管理) 計画→設計→施工→管理という建築プロセスの各段階での計画について学ぶ. 3.建築計画の方法 計画のための調査,規模・空間の計画手法,建築計画の進め方,方法など等について,わかりやすい具体的な事例を用いて学ぶ. 4.建築計画のための調査 調査の意義や調査の手法について学ぶ. 5.建築計画と法規 建築基準法を中心とした法規について学ぶ. 6.設計プロセスの事例−1 外部講師を招いて、実際に建築された建築物を事例に、その設計プロセスを学ぶ. 7.設計プロセスの事例−2 外部講師を招いて、実際に建築された建築物を事例に、その設計プロセスを学ぶ. 8.設計プロセスの事例−3 外部講師を招いて、実際に建築された建築物を事例に、その設計プロセスを学ぶ. 9.建築計画の展開 設計競技(コンペ)や使用者・利用者参加の設計等について,その方法・プロセスをトータルに紹介し,その意義等を学ぶ. 10.建築企画とは何か 建築活動の変容と建築企画の必要性や建築企画の方向について学ぶ. 11.建築企画のプロセス 建築企画の立案(@調査・検討項目,A敷地計画,B配置計画,C平面計画,D設備計画,E 各部の計画)について学習する. 12.建築企画の技法 建築企画の技法の目的や種類、技法の現状について学ぶ. 13.建築企画の重要事項 建築企画において重要なコンセプトワークの思考を学ぶ. 14.企画原案のチェック 受講生が作成している企画書案のそれぞれに対しアドバイスを行う. 15.企画書プレゼンテーション 建築企画の演習として「ある敷地に建築物の企画開発計画(プロジェクト)」の発表と講評を行う. |
授業の詳細3 |
【成績評価】 学生それぞれが作成した企画書案を評価する.
◆AA:企画書として大変に良い(90点以上) ◆A:企画書として通用するものとなっている(80点以上) ◆B:企画書として細かいミスが数か所みられるが企画書としてのていをなしている(70点以上) ◆C:企画書として一部に不十分な点も見られるが最低限の基本ができている(60点以上)
◇テキスト 必要な資料は、コピーを配布する.
◇参考図書 都市・建築・不動産企画開発マニュアル2011-12 (エクスナレッジムック)
◇履修前の受講が望ましい科目 「建築デザイン」,「建築史」,「まちづくり計画」,「住宅設計」,「環境経営」,「都市計画」
◇テキスト なし
◇備考 建築・都市デサイン専攻の専門科目 1級及び2級建築士受験資格取得のための必修科目である オフィースアワー:毎週金曜日の2時限目 連絡先:B棟402室 |
授業の詳細4 |
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授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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