科目名 |
宇宙計測工学 |
担当教員 |
山本 真行 |
対象学年 |
4年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
A109 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
月2,木2 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
講義目的 航空宇宙工学の応用編として,宇宙計測技術に関わる工学的手法ならびに理学的背景知識について概略を掴むことを目標とする. |
授業の詳細2 |
講義の進め方 適切な参考文献や配布資料を用いて、宇宙計測の手法について,リモートセンシングとその場観測の両面からの知識を得る. 高知工科大学で開発している宇宙計測機器について,実際のデータを用いてその原理やデータの意味,解析手法,解釈などを議論する. 宇宙計測の歴史,発展,現在の課題,未来を解説しつつ,宇宙計測工学の応用範囲について議論する. 以上が講義の進め方として検討されるが,履修学生の興味に応じて適宜内容を調整しつつ実施したい.
以下は,本科目で扱うと想定される内容を並べたものである.履修学生の意見等も踏まえ,順序等は変更される可能性がある.
1.ガイダンス(トピックス:暦の歴史と宇宙を知る試み) 2.宇宙の構造と天文学 3.地球の構造と地球物理学(トピックス:生存環境を計測する) 4.宇宙開発と宇宙工学 5.電磁波と宇宙計測(トピックス:宇宙を拓く窓) 6.望遠鏡で宇宙の果てを探る(トピックス:宇宙の誕生・星の一生) 7.地上からのリモートセンシング 8.飛翔体によるリモートセンシング(トピックス:日本のロケット開発史) 9.飛翔体によるその場観測 10.サンプルリターン(トピックス:「はやぶさ」がもたらしたもの) 11.太陽系と惑星探査 12.日本の宇宙開発 13.世界の宇宙開発 14.宇宙探査の未来(トピックス;宇宙文明はあるか) 15.宇宙における工学の意義(議論)
※共同研究者等が来学する際などには,ゲスト講演を行うことがある.大学院生による研究紹介等も取り入れる可能性がある. |
授業の詳細3 |
成績評価 習熟度確認,レポート提出,プレゼンテーション,ディスカッションにより,総合的に評価する. 100点満点のうち,60点以上で合格(C)とする.90点以上をAA,80点以上をA,70点以上をBとする. 講義中の建設的な意見や,積極的な講義構築の提案に対しては,追加点を与える. |
授業の詳細4 |
テキスト 未定(2012/4/4現在).配布資料のみとし,テキストは使用しない可能性が高い.
参考書 Observation of the Earth and its Environment, survey of missions and sensors, 4th edition, Harbert J. Kramer, Springer, ISBN: 3-540-42388-5, 2002. |
授業の詳細5 |
履修していることが望ましい科目 数学,力学,電気磁気に関する各科目,計測基礎,信号解析,電磁波・光波,回路理論T,光学基礎,通信概論,航空宇宙工学概論(宇宙工学概論) |
授業の詳細6 |
航空宇宙工学専攻の学生には積極的な履修と,教員と履修学生が共同した講義構築をお願いしたい.
※ 本科目は本年度初開講の科目であるため,学生諸君からの積極的な講義内容への意見を求める. ※ 環境理工学群,情報学群学生の積極的な聴講を歓迎する. |
授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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