科目名 |
誘導制御 |
担当教員 |
岡 宏一 |
対象学年 |
4年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
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開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
時間外 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
「講義の目的」 移動体を目的地点へ導く理論/技術を「誘導」と呼び、本講義の前半では航空宇宙工学における誘導を学ぶ。 最適性を考慮した誘導は重要であり、目的に合わせて最小燃料軌道や最短時間軌道を用いている。 基礎的な理論を学ぶとともに、それらを航空機の飛行経路や人工衛星の軌道設計に応用できる力を身につける。 |
授業の詳細2 |
「講義の進め方」 授業は,前半を外部講師により行い,後半を岡が行う. ともに集中講義として土曜日に4回開講する.
前半の講義は,航空機の飛行経路とロケット・人工衛星の軌道とで構成する。 それぞれに対して、1回目は基礎となる講義を行い、習熟度を確認する小テストを時間内に行う。 2回目は、簡単な軌道設計の演習を通して、理論の応用を学ぶ。 3,4回目は,主にMatlab を使い,具体的なシミュレーションを行いながら,誘導制御系の設計方法を理解する. |
授業の詳細3 |
「達成目標」 1.航空機の最適定常飛行を説明することができる。 2.宇宙往還機の基礎的な経路設計を説明することができる。 3.ロケットの最小燃料誘導を説明することができる。 4.宇宙探査機の基礎的な軌道設計を説明することができる。 5.Matlab/Simulink を用いて具体的な計算ができる. |
授業の詳細4 |
「講義計画」 1.ロケットの打上げ軌道/宇宙探査機の地球帰還軌道/習熟度確認 2.人工衛星の軌道/実用衛星の運用/習熟度確認 3−4.宇宙探査機の軌道設計演習 5.航空機の運動方程式/定常飛行の最適化/習熟度確認 7.航空機の最適軌道/旅客機の運用/習熟度確認 7−8.宇宙往還機の経路設計演習 9.誘導制御系の基本構成 10.ローレート制御系,ロール角制御系の設計 11.ピッチレート,ピッチ姿勢角,ピッチ加速度制御系の設計 12.バンク角制御系,方位角制御系の設計 13.10〜12の演習 14.比例航法の制御系設計 15.最適航法の制御系設計 16.14,15の演習
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授業の詳細5 |
「成績評価」 前半は,習熟度確認の小テスト(4回)および軌道設計レポート(2回)を合計して評価する。 後半は,Matlab/Simulink の演習によって評価する. 前半と後半の成績を総合的に判断し,その理解度によって評価する. ◆AA:達成目標1?5を十分理解し,満たしている ◆A:達成目標1?4がだいたい理解できており,5の演習の考察が十分できている. ◆B:達成目標1?4がだいたい理解できており,5の演習をしっかり行っている. ◆C:達成目標1?4がかろうじて理解できており,5.の演習を提出している. |
授業の詳細6 |
「教科書」
前半では,必要な資料をは講義中に配付する.
授業の後半では,以下の教科書を使う 江口弘文「誘導制御系の設計」東京電機大学出版局,ISBN4-501-32340-X
「その他」 ・関数電卓を持参すること。
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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