戻る
タイトル「2012年度シラバス」、フォルダ「2012年度シラバス?環境理工学群専門科目
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 材料の構造 
担当教員 前田 敏彦 
対象学年 2年  クラス 学部:専門001 
講義室 B106  開講学期 2学期 
曜日・時限 月2,木2  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 講義の目的:
 材料科学では,材料の熱・光・電磁気特性や機械的性質等を原子・分子レベルのミクロ構造,結晶構造,材料組織等の観点からから理解することが必要である.本講義ではそれらを理解する上で必要となる事項について学習する.

講義の進め方:
 基本的に板書で行うが,適宜パワーポイント等を使用する.また必要に応じプリント等講義資料を配付する.

達成目標:
 固溶体,平衡状態図,格子欠陥,結晶成長,拡散現象など,材料科学における基本的で重要な概念を修得する. 
授業の詳細2 講義計画
第 1 回 金属,セラミックス,有機(高分子)材料
 授業構成説明,イントロダクション:各材料の違い
第 2 回 熱力学
 熱力学の復習:エントロピ,自由エネルギ
第 3 回 平衡状態図-1
 一成分系の平衡状態図
第 4 回 平衡状態図-2
 二成分系の平衡状態図:固溶体,全率固溶系,梃子の原理
第 5 回 平衡状態図-3
 共晶系と包晶系
第 6 回 合金,固溶体,相分離
 固溶体の自由エネルギ,相分離.
第 7 回 合金材料
 代表的な合金材料について
第 8 回 習熟度確認
第 9 回 格子欠陥-1
 結晶の乱れ,点欠陥,平衡空孔濃度.
第 10 回 格子欠陥-2
 いろいろな格子欠陥:転位,結晶粒界など.
第 11 回 単結晶と多結晶
 結晶成長のイントロダクション.
第 12 回 いろいろな結晶成長法
 バルク単結晶,エピタキシャル薄膜成長.
第 13 回-第 14 回 拡散現象
 原子が動いて混じり合う話.Fick の法則.
第 15 回 習熟度確認 
授業の詳細3 テキスト: 特に指定しない.

成績評価: 二回の試験の合計点が 95 点以上であれば AA、80 点以上を A、70 点以上を B、60 点以上を C とし,合格とする.最終評価については、小テストの内容等を考慮することがある.

履修上の注意: 全授業 15 回のうちの三分の二以上(10 回以上)の出席は合格の必要条件である. 
授業の詳細4  
授業の詳細5  
授業の詳細6  
授業の詳細7  
授業の詳細8  
授業の詳細9  
授業の詳細10  


Copyright (c) 2006 NTT DATA KYUSHU CORPORATION. All Rights Reserved.