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タイトル「2012年度シラバス」、フォルダ「2012年度シラバス?環境理工学群専門科目
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 電磁気学基礎 
担当教員 堀井 滋,石本 美智 
対象学年 2年  クラス 学部:専門002 
講義室 B107  開講学期 1学期 
曜日・時限 月3,木3  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 授業の目的
物質内の電子の移動として電気現象を捉えて,静電気,電荷間とクーロン力,電荷分布と電場の関係,重力場と電場の比較, 重力ポテンシャルと電気ポテンシャルの比較,電気エネルギーと力学的エネルギーの比較,コンデンサーの原理について学ぶ. 電気の原理を理解し,日常生活品(テレビ,調理器,携帯電話,電器・・・)から,生命現象(神経や筋肉における情報伝達や,細胞内でのイオン移動),自然現象(雷,オーロラ,・・)で起こっている電気現象を学ぶ.
一方、電子は電気的特性だけではなく磁場(磁界)とも大きくかかわる。電流の動きとしてみれば電磁石、電子のもつスピンを利用すれば永久磁石としての機能を生み出す。電子(電流)が生み出す磁場や磁石となる物質(強磁性物質)についても学ぶ。 
授業の詳細2 授業の進め方
電磁気学を電気と磁気に二分して学ぶ。
電気:前回講義の内容について小試験(15分)、 講義(〜45分)、演習(〜30分).
磁気:講義+演習を基本とする。  
授業の詳細3 授業目標
次の12項目を理解する.
1.物質内の電子の移動と静電気
2.電荷間とクーロン力
3.電荷分布と電場の関係
4.重力場と電場の比較
5. 重力ポテンシャルと電気ポテンシャルの比較
6.電気エネルギーと力学的エネルギーの比較
7.コンデンサーの原理
8.電流,抵抗,電圧と電子の流れの関係
9. 電子の運動と磁場の関係
10.電流が作る磁場
11.電磁誘導の原理
12.物質内部の電子の役割 
授業の詳細4 講義計画
1. 力学の復習 :ニュートンの法則とエネルギー保存則
2. 電荷:電荷の性質と保存性について解説する.
3. 電気力:クーロンの法則 を理解する。
4. 電場:点電荷に働く力から電場の概念を理解する.線電荷,面電荷による電場 についても解説する.
5. 電位:電気ポテンシャルの概念を理解して,電位を定義する.
6. 電流:電流と抵抗と電圧のと電子の移動の関係を理解する。
7. 習熟度確認
8. 磁場(単位、種類など)について
9. 磁場と電子に働く力(ローレンツ力)
10.電流が作る磁場(1)
11.電流が作る磁場(2)
12.電磁誘導
13.物質の磁性(1)
14.物質の磁性(2)
15.習熟度確認 
授業の詳細5 成績評価

電気:小テスト(5%x5)+試験(25%)
磁気:試験(50%)

AA : 95%以上
A : 80-94%
B : 70-79%
C : 60-69%
F : 60% 未満

◇テキスト
物理学の基礎[3]電磁気学 D.ハリディ/R.レズニック/J.ウォーカー 倍風館

◇履修上の注意
力学基礎,または高校物理IIで学ぶ 力と力学的エネルギーの概念の予備知識 があること. 
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