科目名 |
細胞生物学 |
担当教員 |
堀澤 栄 |
対象学年 |
1年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
B104 |
開講学期 |
2学期 |
曜日・時限 |
火2,金2 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
◆達成目標 大学で生物学を学ぶ上で基礎となる細胞の構造、エネルギー合成、物質生産などの基本的知識を身につける。 ◆講義の目的 すべての生物は細胞から出来ており、細胞生物学は生物学関連分野の基礎的な科目である。生物学を高校で十分履修していない学生に対し、本学において開講されている生物科学に関連する諸科目を聴講するに必要な生物学の基礎を与えることを目標とする. |
授業の詳細2 |
◆講義計画 1.生物の構成単位:生物を構成する最小単位である細胞の機能やスケールを認識する. 2.細胞の構造:細胞の構造および機能を理解する. 3.細胞の化学成分,細胞生物学を学ぶ為に必要な化学成分について、基礎的な知識を学ぶ. 4.細胞のエネルギー1:細胞のエネルギー利用の概念と触媒作用を理解する. 5.細胞のエネルギー2:生体内でのエネルギーの運搬のしくみを学ぶ. 6.タンパク質の構造:タンパク質分子の構成要素および高次構造が成立するしくみを理解する.DNA分子の構造と細胞における合成を理解する. 7.タンパク質の機能:細胞におけるタンパク質の機能の概略を理解する. 8.1?6回までのまとめ 9.DNAと染色体:DNA分子の構造と複製のメカニズムを理解する. 10.DNAからタンパク質へ:DNAからRNA、タンパク質合成までの流れの基本的な知識を修得する. 11.膜の構造:脂質二重層で構成される生体膜の構造と機能を認識する. 12.細胞が食物からエネルギーを得るしくみ1:細胞におけるATP生産の仕組みのうち、解糖とクエン酸回路を理解する. 13.細胞が食物からエネルギーを得るしくみ2:電子伝達系とプロトン勾配を理解する. 14.細胞分裂と細胞周期:有糸分裂の過程および細胞周期を学び、細胞周期の制御を理解する. 15.9?14回までのまとめ |
授業の詳細3 |
◆テキスト:使わない ◆参考書:『エッセンシャル細胞生物学』 (南江堂),『細胞の分子生物学』(ニュートンプレス)
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授業の詳細4 |
◆成績評価: 筆記試験(再試験は行わない) AA: 大学の生物学を学ぶ上での細胞生物学の基礎を完全に理解している。 A: 大学の生物学を学ぶ上での細胞生物学の基礎を十分に理解している。 B:細胞生物学の基礎をほぼに理解している。 C:高校レベルの生物学的基礎を理解している。 F:上記以外 |
授業の詳細5 |
◆備考: ・参考書の「エッセンシャル細胞生物学」および「細胞の分子生物学」は、大濱先生の授業「分子遺伝学」の参考図書としても使えます. ・大学共通科目の授業「生命科学」と比較すると、本科目は細胞に特化し、やや詳細な内容となっています. |
授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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