科目名 |
環境熱科学 |
担当教員 |
古沢 浩 |
対象学年 |
2年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
B106 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
月3,木3 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
|
備考 |
|
授業の詳細1 |
大事な注意点
2Qの物理化学を受講するためには、本授業の履修が望まれる。 物理化学に必要な基礎知識を与えるため。
講義の目的 熱力学は、統計力学、量子論、相対論と並ぶ現代物理学の根幹体系である。しかも、今なそ進化し続けている学問体系である。本講義では、科学史的観点から熱力学確率に至る思想的変遷を見るとともに、現代熱力学の最前線や熱的地球像についても随所で紹介する。具体的成果としては、物理化学に必要な熱力学の知識を、暗記ではなく理解しながら習得できる点がある。
講義の進め方・達成目標 以下のキーワードについて深く理解すること: ヘルムホルツの自由エネルギー、ギブスの自由エネルギー、エントロピー、エンタルピー、化学ポテンシャル 講義計画 I部 「仕事と熱の等価性」の革命的意義 第1回 科学史的理解 第2回 熱力学的理解 第3回 力学的理解
II部 エントロピー、自由エネルギー 第4回 熱力学の論理構造、公理としてのエントロピー 第5回 熱力学第一法則とエントロピー 第6回 理想気体のエントロピー 第7回 熱力学第二法則
第8回 習熟度確認
第9回 エントロピーから自由エネルギーへ
III部 様々な自由エネルギー量 第10回 自由エネルギーと熱力学的第2法則 第11回 熱力学第2法則の現代版恒等式(ゆらぎの定理) 第12回 ギブスの自由エネルギー、エンタルピーの導入 第13回 化学ポテンシャル、電池の概念 第14回 マックスウェルの悪魔、情報熱力学
第15回 習熟度確認
成績評価:欠席回数が3回以下であり、テストとレポート(あるいは発表)を全て行っていることが最低要件.その上で、下記の基準で評価する. AA: テストとレポートが非常に良くできていること.(上位10%が目安) A: テストとレポートが良くできていること. B: テストとレポートが合格点以上のできであること. C: レポートを提出し、再テストで合格点以上を取ること.
備 考: テストとレポート(あるいは発表)は2回ずつ行う予定である. |
授業の詳細2 |
|
授業の詳細3 |
|
授業の詳細4 |
|
授業の詳細5 |
|
授業の詳細6 |
|
授業の詳細7 |
|
授業の詳細8 |
|
授業の詳細9 |
|
授業の詳細10 |
|
|