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タイトル「2012年度シラバス」、フォルダ「2012年度シラバス?環境理工学群専門科目
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 結晶物理学 
担当教員 前田 敏彦 
対象学年 3年  クラス 学部:専門001 
講義室 B108  開講学期 2学期 
曜日・時限 月2,木2  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 講義の目的
 我々が使用する固体材料の多くは,原子が "規則正しく" 周期的に配列した結晶材料であり,その研究開発においては,結晶に関する知識が必要不可欠である.材料科学は固体物理学,無機化学等を基礎としているが,「結晶」は,それらにおけるもっとも重要な概念の一つである.本科目では,材料科学,環境材料学等で学んだ結晶構造に関する知識をベースに,「結晶学」を初歩から学び,その基本的な知識を習得することを目的とする..

講義の進め方
 基本的に板書で行うが,適宜 PowerPoint 等も使用する.また必要に応じプリント等講義資料を配付する.小テスト(演習)を随時実施する.

達成目標
 結晶学における重要な概念である周期性,格子(単位格子,基本単位格子),対称(並進対称性,対称要素,点群,空間群),逆格子,ステレオ投影,極点図といった概念を理解するとともに,結晶材料における重要な実験手法である回折法について,その原理を理解する.. 
授業の詳細2 講義計画

1. Introduction(講義の概要,基本的事項の確認)
 結晶についての復習:結晶とは?,多結晶と単結晶,簡単な結晶構造
2. 原子の規則配列と周期性,並進対称性,空間格子,(基本)単位格子
3. 結晶内の方向と結晶面の表し方:ミラー指数,ステレオ投影
4-5. 空間格子と対称要素,7 晶系と 14 のブラベー格子,点群
6. 空間格子と単位構造,結晶構造
7. 空間群,演習
8. 習熟度確認
9. X 線回折と Bragg 条件
10. 電子線回折,中性子回折
11-12. 結晶による回折と逆格子
13. 結晶化学の基礎-1
14. 結晶化学の基礎-2
15. 習熟度確認 
授業の詳細3 ◆テキスト:特に指定しない
◆参 考 書
 ・例えば,C. Kittel 著,宇野良清 他訳,「固体物理学入門」(丸善).
◆成績評価
試験の点数が 95 点以上であれば AA、80 点以上を A、70 点以上を B、60 点以上を C とする。A、B、C については、小テストの内容等を考慮することがある.ただし,全授業の三分の二以上の出席とを合格の必要条件とする.
◆備考:
◆受講前の履修が望ましい科目: 数学,力学,電磁気学基礎,環境熱科学,無機化学,材料科学,材料の構造,環境材料学 など. 
授業の詳細4  
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