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タイトル「2012年度シラバス」、フォルダ「2012年度シラバス?情報学群専門科目
シラバスの詳細は以下となります。
科目名 ソフトウェア工学 
担当教員 高田 喜朗,松崎 公紀 
対象学年 3年  クラス 学部:専門001 
講義室 A104  開講学期 2学期 
曜日・時限 水4  単位区分 選択 
授業形態 一般講義  単位数
準備事項  
備考  
授業の詳細1 授業の目的

現実のソフトウェアシステムの開発においては,単なるプログラミング技法だけでなく,「チームで協調して,顧客の要求に沿ったものを,限られた納期までに高い信頼性をもって完成させる」ためのさまざまな工学的技法が要求される.そのようなソフトウェア開発のための知識・実践・研究の体系を「ソフトウェア工学」という.
本科目では,ソフトウェア工学の基本的知識を,講義と演習を通して学習する.
特に,数名のチームによるシステム開発演習により,要求定義・設計・実装・テストといったソフトウェア開発工程の全過程を模擬体験し,各種技術の実際的な適用法を身につける. 
授業の詳細2 授業の概要

キーワード:開発工程, ドキュメント, レビュー, 要求分析, 外部設計, 内部設計, テスト, Project-based learning

講義形式で,ソフトウェア開発工程モデル,各種分析設計技術,ドキュメント作成法,テスト技法などについて説明する.
それと並行して,チームによるソフトウェアシステム開発演習を実施する.各成果物の提出期限は予め定められており,期限までに効率よく開発を進めることが求められる.
提出された成果物(ドキュメント)の内容と,演習成果発表の内容で,演習の達成度を評価する.また,筆記試験により,ソフトウェア工学に関する知識の修得度を評価する. 
授業の詳細3 達成目標

以下のような,ソフトウェア工学の基本的知識を獲得すること.
また,それを実践する能力を修得すること.
* ソフトウェア工学の重要性を理解している.
* ウォータフォールモデルなどの基本的な開発工程モデルを理解している.
* 要求定義と仕様化,分析・設計,テストなどの基本的工程を理解している.
* オブジェクト指向分析・設計法をはじめとする分析・設計技術を理解している.
* プロジェクト管理の重要性を理解し,実践できる. 
授業の詳細4 授業計画

1) ソストウェア工学とは
2) ソフトウェアプロセス
3) ソフトウェアの品質と開発工程
4) 要求工学
5) 演習:システム提案書作成
6) 外部設計
7) 演習:外部設計書作成
8) 内部設計
9) 演習:内部設計書作成
10) オブジェクト指向
11) 演習:コーディング
12) ソフトウェア再利用
13) 演習:ソフトウェア試験
14) プロジェクトマネジメント
15) 演習:成果発表

 
授業の詳細5 教科書
『ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業 1 増補改訂版』ISBN978-4798119328,
『ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業 2 増補改訂版』ISBN978-4798119335,
ともに鶴保, 駒谷著, 翔泳社.

参考書
『実例で学ぶソフトウェア開発』NTTデータ ソフトウェア工学推進センタ編著, オーム社, ISBN978-4274501722.
『ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの新人研修』宇治監修, 大森, 岡崎, 西原著, 翔泳社, ISBN978-4798119342.
『ソフトウェア工学』高橋, 丸山著, 森北出版, ISBN978-4627810617.


成績評価
期末試験(50%),および開発演習の達成状況(50%)に基づいて評価する.
総計60点以上を合格とする.
AA:90〜100点
A:80〜90点
B:70〜80点
C:60〜70点
F:60点未満

履修の前提となる必須科目:「情報学群実験第2」
同時の履修が望ましい科目:「データベースシステム」「オペレーティングシステム」

備考
情報学群全専攻 専門発展科目(履修登録必須科目)
オフィスアワー:毎週木曜日16:30?18:00
連絡先:A棟470室 
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