科目名 |
通信網概論 |
担当教員 |
清水 明宏 |
対象学年 |
1年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
C102 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
火1,金1 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
講義の目的 電話網からマルチメディア通信網へ移行しようとしている通信網の発展経緯を,基礎理論および応用の両面から体系的に理解する. まず,通信網発展の歴史を概観し,将来のマルチメディア通信網がもたらす情報社会を考察する.続いて,通信網の基礎となる情報理論について学習する. 次に,電話網に代表される通信網の仕組みを理解し,ISDN網関連の技術について学習する.さらに,マルチメディア通信の基本となる通信プロトコルの考え方を理解し,マルチメディア通信関連技術として,ATM通信方式およびLANの各種技術,またインターネットの技術およびサービスについて学習する.
達成目標 本講義により,以下の項目を習得し,歴史観に立脚して通信網関連技術の詳細と位置づけが議論できるようになる. (1) 通信網発展の歴史的経緯 (2) マルチメディア情報流通社会 (3) 情報理論の基礎 (4) 電話網 (5) 通信プロトコルの考え方と例 (6) LAN関連技術 (7) インターネット関連技術およびサービス |
授業の詳細2 |
講義の進め方 前半は,通信網発展の歴史的経緯を学ぶ.中盤は公衆網の成り立ちを理解する.後半はLANの技術についての基礎を学び,現在のネットワークがどのように成り立っているかを理解する.
講義計画 1?3.通信網の発展 通信網が社会に果たしてきた役割について,歴史的な発展経緯を学習する. 4.マルチメディア通信の事例 マルチメディア通信がもたらす情報社会を,様々な事例をもとに学習する. 5.デジタル基礎 アナログとデジタルの基本的概念,音声信号のデジタル化手法を学習する. 6.情報量とエントロピー 情報量とエントロピー/情報量などの情報理論の基礎について学習する. 7?8.情報量の圧縮 情報量圧縮の原理,および具体的手法について学習する. 9?10.通信プロトコル 通信プロトコルの成り立ちを理解し,OSIの7レイヤモデルについて学習する. 11.LAN ローカルエリアネットワークの概要を,様々な技術分類と応用の観点から理解する 12?14.インターネット インターネットの歴史的発展と,インターネットを支える技術と様々なインターネットサービスについて概観する. 15.習熟度確認 |
授業の詳細3 |
テキスト:なし
参考書:なし
成績評価:本講義では,出席状況や最終試験等の結果を含め総合的に評価する.試験成績は,以下の到達度判定に用いられる.成績評価は到達度によって判定される. ?F:C判定で定める達成度に到達していない場合で,単位取得は認めない. ?C:通信網における個別の要素技術を理解した. ?B:C判定で定める達成度に加え,通信網における各技術の歴史的成り立ちを理解した. ?A:B判定で定める達成度に加え,通信網におけるそれぞれの技術の関連を総合的に理解した. ?AA:A判定で定める達成度に加え,通信網関連技術の応用について議論できるようになった.
履修上の注意:講義への遅刻と欠席の回数が5回以上になる場合,単位取得を認めない.
備考:なし
履修前の受講が望ましい科目:なし
担当教員名:清水 明宏 連絡方法:研究室:A357 内線:2357 Email:shimizu.akihiro@kochi-tech.ac.jp |
授業の詳細4 |
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授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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