科目名 |
情報と職業 |
担当教員 |
島村 和典 |
対象学年 |
2年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
A106 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
月4,木4 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
授業の目標: 情報・通信のインフラストラクチャの要点:現代の最重要な社会基盤を支えるICT技術の基本事項を理解する. |
授業の詳細2 |
授業のテーマ: 情報・通信と職業人との関わり:職業人は社会経済活動の中でどのように情報・通信を活用しているかを理解し, 代表事例を通じて職業人に要求される資質を理解し指導力をつける.
進路選択する上での主な職業の理解:情報と職業との関わりの将来動向を理解する. |
授業の詳細3 |
授業の概要: 社会の最も重要な基盤となっている情報・通信のインフラストラクチャがどの ように発展をして,現代では多くの職業でどのように必須知識・必須技能になっているかを 学ぶ. また,職業人は業務のなかで,情報の生成・加工・共有をどう行っているかを主な産業に おける事例を学習し,理解を進める. |
授業の詳細4 |
授業計画
第1回・・情報の活用が社会活動にどのようにインパクトを与え,社会基盤の中心が情報 処理と電気通信の系に移ってきたかを理解します. 主要な情報通信メディア群,固定電話と携帯電話の利用度,インターネットや の普及度合い等を併せて理解します.
第2回・・社会活動における情報処理がどのように近代社会で重要度を増してきたか,主 な技術サービスを学びます. 企業全体は経営資源の有効活用の観点から統合的に管理されています. 経営の効率化を図るためのERPや情報システムを応用して企業が顧客と長期的 な関係を築くCRMの技術基盤とサービス機能等の意義や導入状況の理解を進めます.
第3回・・産業活動の中で,通信技術がどのように進展し,利用が進んで来ているか,主 な技術基盤を学びます. 取引先との受発注、資材の調達から在庫管理、製品の配送までをコンピュータ を使って総合的に管理しコストを引き下げる効果があるとされるSCM,製造 情報、技術情報、管理情報といった情報をコンピュータシステムによって統括 し、生産の効率化を推進するCIM等を理解します. ERP等よりも特定の機能目的のために 様々な企業情報システムがどう発展 したシステムに変貌してきているかを学びます. |
授業の詳細5 |
第4回・・企業がどのように情報ネットワーク基盤を活用して経営の効率をあげ,経営を 変革しているかを学びます. イントラネットワーク,エクストラネットワーク,グループウェア,e-コール センター等の企業が押しなべて整備を進めているネットワーク関連基盤の理解 を進めます.
第5回・・教職者として 受講者の職業選択につながる指導・教育を行うための要点を身 に着けます.製造業の情報ネットワーク活用の事例について理解を進めます.
第6回・・教職者として 受講者の職業選択につながる指導・教育を行うための要点を身 に着けます.商業分野・サービス業の情報ネットワーク活用の事例について理 解を進めます.
第7回・・教職者として 受講者の職業選択につながる指導・教育を行うための要点を身 に着けます.金融・保険業の情報ネットワーク活用の事例について理解を進め ます.
第8回・・コンピューティングの要素と機構<ハードウェア>の基礎知識を身に付けます.
第9回・・コンピューティングの要素と機構<ソフトウェア>の基礎知識を身に付けます.
第10回・ディジタル通信網技術の基本を学びます. 具体的には,電話方式,多重回線網,アナログ通信からディジタル通信へ, 標本化と量子化,ディジタル・ハイアラーキィ,アクセスシステムの多重化, アクセス系の課題,アクセスシステムの符号化技術と多重化技術などをとり あげます. 第11回・情報ネットワークの仕組み−通信プロトコル−<通信の歴史,電話,交換機, TCP/IPプロトコル,DNS,HTTP,TCP/IP Protocol Suites, IPv4/IPv6>の基本を理解します.
第12回・情報ネットワークの仕組み−インターネットの応用−を理解します.電子メー ル,WWW,IP電話,インターネット検索,インターネットによる遠隔学習, 最近のWeb等をとりあげます.
第13回・情報システムのモデル化,情報セキュリティ,ネチケット,暗号,ワンタイム パスワード方式など重要な新しい技術について学びます.
第14回・情報・通信インフラストラクチャの今後の発展について方向性を理解します. 第15回・授業での学修の到達度合いの確認を受けます. |
授業の詳細6 |
テキストまたは参考書: 基本資料は配布します.
学生に対する評価:到達度を判定する試験を行い,その結果で下記の評定を行います.
極めて高い理解を示した者・・AA, 高い水準の理解ができた者・・A, 十分な指導ができる水準の理解が進んだ者・・B, 要点を理解できた者・・C |
授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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