科目名 |
ワイヤレスアクセスネットワーク |
担当教員 |
M村 昌則 |
対象学年 |
3年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
A106 |
開講学期 |
2学期 |
曜日・時限 |
火4,金4 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
【授業の目的】 この授業では,ワイヤレスネットワークのアクセス系を理解したり,設計したりするために必須となる事柄を中心として,その周辺の基礎的事項も含めて学ぶ.基本的なアクセス方式のスループットについて学ぶ.モバイルノードを含むワイヤレスアクセスネットワークの主たる通信媒体は電波である.従って,電波の伝搬特性を理解することが優れたワイヤレスネットワークを構築するにあたって重要となる.電波のフェージング現象を含むワイヤレス信号の性質について学ぶ. 【授業の概要と達成目標】 (1) 基本的なアクセス方式のスループットを学び説明できるようになる. (2) 狭帯域ランダム信号の性質を学び説明できるようになる. (3) 狭帯域ワイヤレス受信信号の性質を学び説明できるようになる. (4) 狭帯域ワイヤレス受信信号についてのRiceの表現を学び説明できるようになる. (5) マルチアンテナ伝送システムとチャネル容量について学び説明できるようになる. |
授業の詳細2 |
【授業計画】 アクセス方式 1.導入,ランダム到着パケットの表現 2.パケット間隔とパケット衝突 3.ALOHA方式のスループット 4.基本的なキャリヤセンス方式のスループット 5.伝搬遅延とスループット 6.1〜5のまとめ(習熟度確認) (一般化)レイリーフェージング 7.狭帯域ランダム信号の平均自己相関関数 8.狭帯域ランダム信号のパワースペクトル 9.狭帯域ランダム信号のピーク値の特性 10.狭帯域ワイヤレス受信信号の包絡線と位相 11.狭帯域ワイヤレス受信信号のランダムFM雑音 マルチアンテナワイヤレスネットワーク 12.フェージング受信信号の低レベル持続期間 13.フェージング受信信号の時間相関と空間相関 14.マルチアンテナワイヤレスネットワークと通信路容量 15.7〜14のまとめ(習熟度確認) 16.この授業全体のまとめ |
授業の詳細3 |
【成績評価】 2回の習熟度確認の結果から目標に対する到達度が判定され,以下の成績が与えられる. ◆AA:目標への到達度が90%以上であると認められた場合 ◆A:目標への到達度が80%以上であると認められた場合 ◆B:目標への到達度が70%以上であると認められた場合 ◆C:目標への到達度が60%以上であると認められた場合 ただし,Cの到達度に満たなかった場合でも,到達度がCの水準に近く,かつ,授業・演習への出席状況に優れる者には,レポート課題を与えその結果Cの到達度以上になったと認められれば,Cを与えられる.
【テキスト】 ノート講義とする.必要な資料は適宜配布する.
【準備学習等についての具体的な指示】 履修前提科目:「信号理論基礎」「アナログ・ディジタル通信」 事前の履修が望ましい科目:「符号理論」 【備考】 情報学群 情報通信専攻・情報とメディア専攻・コンピュータサイエンス専攻 専門発展科目 連絡先:A棟422室 オフィスアワー:毎週水曜9:00〜10:00 |
授業の詳細4 |
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授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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