科目名 |
オペレーションズリサーチ |
担当教員 |
中川 善典 |
対象学年 |
2年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
K202 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
月4,木4 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
オペレーションズ・リサーチは、数学的モデリングによって管理システムの効率の最適化を図るための諸手法を開発する研究分野であり、経営科学とほぼ同義語として用いられている。線形計画法はその典型例である。
ただし、こうした一般的な意味でのオペレーションズ・リサーチ/経営科学は数学的に最適化がしやすいようにモデル化を極端に行うあまり、経営現場にどのような示唆を与えられるかに無頓着であるとの批判を受けることが多い。そこで、本研究は「経営科学」の本来の意味に忠実な構成で講義を進める。そして、経営の現場(例えば組織の顧客や従業員)を対象として地道な観察・仮説の設定・仮説の検証を行うための方法論を解説する。そのために、マネジメントの現場の人たちにとっても一定の示唆を与えられ、かつ学術的にも興味深い良質な先行研究を、消費者行動論の分野の中から見出し、講義の題材とする。こうした講義によって、以下の3点を修得してもらうことを目的とする。
(1)現場を観察し、そこから人や組織についての仮説(どんな一般法則がなりたちそうか)を見出す目を養う。 (2)数字のデータを取得し、そこから人や組織についての一般法則を統計学的手法によって導きだす技術を身につける。 |
授業の詳細2 |
1年次開講科目「統計学」を履修している事を前提として授業を進めます。ただし、履修していない学生等については、個別に対応したいと思います。 |
授業の詳細3 |
第1回 イントロダクション 第2−4回 フィールドワークの技法(現場を観察するとはどういうことか) 第5ー10回 観察によって得た因果関係/一般法則に関する仮説の真偽を検証するための統計的手法(1) 平均値の差によって、因果関係を検証する(スーパーのチラシへの顧客の反応に関する研究を事例として) 第11ー14回 観察によって得た因果関係/一般法則に関する仮説の真偽を検証するための統計的手法(2) 相関係数によって、因果関係を検証する(店舗スタッフの接客パターンに関する研究を事例として) 第15回 まとめ |
授業の詳細4 |
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授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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