科目名 |
簿記U |
担当教員 |
園 弘子 |
対象学年 |
1年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
C102 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
火3,火4 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
≪科目概要≫……「簿記」とは 企業などの経済活動を、記録・計算・報告する一連の行為を会計といいますが、簿記は会計実践の「記録」に関する技法です。一般に公正妥当と認められる会計実践では、記録の方法や項目分類にも一定のルールがあり、この帳簿記録(記帳)ルールは原則的に全世界共通です。企業等では簿記に基づく資料から、さらに幾種かの報告書を作成します。この報告書は財務諸表と呼ばれ、企業の利害関係者、例えば金融機関や投資家などに、その企業の財政状態や経営成績を把握し様々な意思決定を行う目的で利用されます。このように現代社会になくてはならない簿記ですが、起源は古く、その基礎はヨーロッパ中世にまで遡ります。また1494年にはヴェネチアの数学者ルカ・パチョリによるズンマという書物に、簿記に関する記述が見られます。日本では福澤諭吉が米国の簿記書を翻訳して日本に最初に紹介し、教習所を開くなどしてその普及に努めています。 |
授業の詳細2 |
≪授業目的≫ ・商店・企業の基本的な会計処理方法を知る。 ・基本的会計処理を正確かつ一定程度のスピードで行う技能を習得する。 |
授業の詳細3 |
≪授業の進め方≫ ・講義形式。ただし適宜、問題の練習を行う。(電卓必携) |
授業の詳細4 |
≪授業目標≫ ・基本的取引の会計処理を理解している。 ・簿記一巡の手続きを理解し、相当程度の正確さとスピードでそれを実践できる。 |
授業の詳細5 |
≪授業計画≫ ・各種取引の会計処理 1 現金預金の取引 2 商品取引 3 営業債権債務取引 4 手形債権債務取引 5 その他の債権債務取引 6 資本取引 7 税金取引 ・決算 8 決算整理〜貸倒引当金の設定 9 〜減価償却 10 〜有価証券の評価替え 11 〜引出金の整理 12 〜収益費用の見越し繰り延べ 13 〜その他 14 貸借対照表と損益計算書 15 まとめ |
授業の詳細6 |
≪評価方法≫ 定期試験に簿記検定の受験結果を考慮。詳細は教場にて詳説。 ・授業の最終回に簿記検定試験に準じた試験を実施する。 ・定期試験は日商3級程度の内容とする。 |
授業の詳細7 |
注意事項1 ・この授業の履修者はできるだけ日商簿記検定を受験すること。 |
授業の詳細8 |
注意事項2 ・簿記Uの履修に当たっては、簿記Tを必ず履修していること。 |
授業の詳細9 |
≪教科書≫ 『基礎簿記会計』五弦舎 2400円 (簿記Tの教材を継続使用) 『簿記ワークブック 3級』 中央経済社 700円 (簿記Tの教材を継続使用) 『131回検定対策 出題パターンでマスター過去問題集 日商簿記3級 』TAC出版 1470円 |
授業の詳細10 |
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