科目名 |
ブランドマネジメント |
担当教員 |
末包 厚喜 |
対象学年 |
3年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
K201 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
月5,木5 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
◆授業の目的 「ブランド」は、「ヒト・モノ・カネ・ジョウホウ」に次ぐ“第5の経営資源”と言われ、今日、その重要性と有効性はマーケティングの領域のみならず、経営全般に広く認識されるに至っている。強いブランドを育成することができれば、企業は高い競争優位性を持つ。この科目では、ブランドの価値とは何か?その価値はどのように形成されるか?また、ブランドのマネジメントはどのように行なわれるべきかについて、組織論の観点も踏まえて議論を展開していく。
◆授業の進め方 主に、講義形式で行い、ブランド・マネジメントの概論とケースを用いた議論を展開する。そのため、グループ毎の議論と発表も予定している。ケースは、日常的に接することの多い消費財マーケティングにおけるブランドを取り上げ、ケース分析を通して、ブランド・マネジメントの重要性と必要性を理解する。ケースの分析は、市場における優位性の維持のための市場分析、競合分析を中心に、分析の枠組みと手法を理解していく。
◆到達目標 ブランドとその価値の本質を理解し、基礎的なブランド・マネジメントの知識とスキルを習得する。企業や地域社会において、ブランドの創出やマネジメントが必要とされる場合にブランド戦略提案のための議論が十分に行える能力を目指す。 |
授業の詳細2 |
◆授業計画 1.ブランドとブランド・マネジメント 1)強いブランドとは 2)ブランディング:機会と問題 3)ブランド・エクイティ 4)戦略的ブランド・マネジメント
2.顧客ベースのブランド・エクイティ 1)ブランド知識とブランドの強化 2)ブランド・エクイティの源泉 3)強いブランドの構築 4)ブランド構築へのインプリケーション
3.ブランドのポジショニング 1)ブランド・ポジショニングの明確化 2)ポジショニングのガイドライン 3)ブランド価値の定義と確立 4)インターナル・ブランディング
4.チリテキ境界と国境を超えるブランドのマネジメント 1)グローバル・ブランドとそのマネジメント
5.シンジケート・ワークとチーム・プレゼンテーション
概念と基礎的な知識に基づき、ケースの分析を行っていく。 |
授業の詳細3 |
◆成績の評価 課題レポート 70% 出席率 30%
AA 独創性の高いブランド戦略が論理的に構築できるレベル A ブランド・マネジメントについての正しい理解に基づいて、戦略構築ができる B ブランド・マネジメントについての理解が十分にできている C ブランドの本質についての理解がなされている F Cのレベルに達していない
テキスト: ケビン・レーン・ケラー著、恩蔵直人研究室(訳)、「ケラーの戦略的ブランディング」東急エージェンシー(2005) |
授業の詳細4 |
◆その他 ケースは授業で配布します。
積極的に議論に加わることを奨励します。議論を通して、知識が深まり、スキルが身に付く領域の学問です。 |
授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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