科目名 |
多国籍企業論 |
担当教員 |
末包 厚喜 |
対象学年 |
3年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
K201 |
開講学期 |
2学期 |
曜日・時限 |
火2,金2 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
◆授業の目的 現代、国境を越えてビジネスを展開する企業は多く存在する。世界のビッグ・ビジネスと呼ばれる企業は多国籍で展開しているところが多い。このようなことから、ビジネスの多国籍展開は有力な経営戦略の一つと考えられる。しかし、多国籍でビジネスを展開することは大きなメリットが期待できると同時に、大きなリスクを負う可能性も否定できない。この科目では、多国籍企業における海外子会社の管理についての議論を中心に、多国籍展開に必要とされる要件とはどのようなものかを議論し、戦略の分析を通して、多国籍展開のみならず、企業経営全般に資するマネジメントの本質的要件を考えていく。
◆授業の進め方 主に、講義形式で行う。基礎的な理論の概説に加えて、代表的な多国籍企業のケースを取り上げ、知識の深い理解を得る。ケースは、時に、グループでの議論やグループ間の議論と発表を通して、多面的な理解に資するためにも用いられる。
◆到達目標 多国籍にビジネスを展開するための基礎的な知識を修得する、また、多くのビジネスが国際的な枠組みの中で行われ、その枠組みを軽視しては競争優位性の確保が難しいことを多国籍企業の戦略、実際の取り組みを通して理解する。 |
授業の詳細2 |
◆授業の詳細 1.企業のグローバル化と多国籍企業 2.多国籍企業の経営戦略と組織 3.多国籍企業の理論 4.アメリカ多国籍企業のグローバル支配構造 5.NAFTAとアメリカ多国籍企業 6.日本企業のグローバル展開 7.外国投資をめぐる競合 8.海外直接投資(FDI)とその課題 9.欧州多国籍企業のケース(ネスレやユニリーバ、など) 10.多国籍企業の知識移転:ブランドのマネジメントとファイナンシャル・マネジメント 11.IT革命とグローバル・ネットワーク企業 12.経済のグローバル化と社会運動の新しい波 13.ウォルマートの超低価格戦略と生協の課題 14.多国籍企業の社会的責任 15.まとめ |
授業の詳細3 |
◆成績評価 課題レポート 70% 出席率 30%
AA 多国籍企業が抱える課題の本質を十分な情報分析に基づいて指摘し、それに対する戦略を独創的に提案できる A 多国籍企業の本質的課題の理解に立って、競争戦略構築のための提案ができる B 多国籍企業の本質的理解に基づき、課題に対して解決策を提案できる C 多国籍企業の本質的理解と課題を十分に理解している F
テキスト 奥村皓一・夏目啓二・上田慧編著「テキスト多国籍企業論」ミネルヴァ書房(2006)ISBN4-623-03893-9
その他のケースを含む教材は授業で配布します。 |
授業の詳細4 |
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授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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