科目名 |
地域産業振興論 |
担当教員 |
那須 清吾 |
対象学年 |
4年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
B104 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
月5,木5 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
◆授業の目的 高知をはじめ日本の各地域、そして海外の地域の産業振興を図るための考え方や課題について学習する。まず、はじめは、地域における公共性とは何か、地域の産業クラスターの考え方など、基本的な知識について整理する。そのあと、実際の地域の産業の問題を俯瞰し、地域の産業振興の基本的な課題と背景についてまとめる。その後、様々な具体的な事例について、取材やヒヤリングなどの生のデータをもとに、考えていく。
◆授業の進め方 前半の授業では、講師側からの講義が中心になるが、後半になるに従い、事例をもとに考えていく場面が増えてくるので、各人の調査や発表なども必要となってくる。本科目は、かなり本格的な密度の濃いものであるので、自ら努力しようというものでないと付いて行くのが難しい。特に、本科目では、スライドの資料を配布せず、各人でノートをトリことを義務付け、ノートの取り方も採点の対象とする。学生のレポートや報告をもとに、集団での議論を行ない、現象の分析や理解について学ぶ場面もあるので、受動的な態度ではなく自主的に学び考える姿勢が必要である。本科目を受講することで、実際に社会の中で、問題解決を図っていけるような人材になっていくことが期待される。
◆到達目標 地域産業振興の問題を考えるための基礎的な知識を学ぶとともに、個々の事例について分析・理解する力をつける。 |
授業の詳細2 |
◆授業計画 1.〜4.地域における産業振興を経済学的視点で解説する。 5.クラスター論:産業クラスター論の概要について解説する。 6.地域構造と産業振興の関係性について解説する。 7.事例に基づき解説を行う(バイオマスエネルギーおよび林業)。 8.事例に基づき解説を行う(建設業)。 9.事例に基づき解説を行う(農業問題)。 10.事例に基づき解説を行う(観光問題)。 11.地方のための経営学について考える(クラスター形成と安定性)。 12.地方のための経営学について考える(クラスター形成と産業政策)。 13.地方のための経営学について考える(クラスター形成とプロセス、組織間の関係および行政の役割)。 14.討論 15.まとめと理解度確認
◆成績評価 クイズ:40% 課題:60%
F:60点未満 C: 60−69点 B: 70−79点 A: 80−89点 AA: 90点以上 |
授業の詳細3 |
◆テキスト 以下の書籍を随時参考とする。 特に購入は不要。
平野真著「地域発価値創造企業」(2008年、丸善出版) 起業家コース著「我らダイヤモンド企業」「共育宣言」「木の葉、売ります」「農業ビジネス学校」「土佐アート街道をゆく」(すべて丸善出版)など。 マイケル・ポーター「国の競争優位」(ダイヤモンド社)
ほか適宜、各テーマごとに紹介していく。
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授業の詳細4 |
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授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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