| 科目名 |
ソフトマター科学 |
| 担当教員 |
古沢 浩 |
| 対象学年 |
1年,2年 |
クラス |
院：専門001 |
| 講義室 |
Ｂ１０８ |
開講学期 |
２学期 |
| 曜日・時限 |
火２,金２ |
単位区分 |
選択,査定外 |
| 授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2,0 |
| 準備事項 |
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| 備考 |
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| 授業の詳細1 |
授業の到達目標及びテーマ
高分子、液晶、界面活性剤などのソフトマターを通して、平衡／非平衡統計物理（特に液体論）を学ぶ。
授業の概要
板書中心の講義形式で、統計力学の１分野である液体論を基礎から概説する。まず液体論の基本的物理量を導入したのちに、平均場理論、臨界現象、密度汎関数法の立場から諸量の導出法を示す。最後に、動的性質の理解に必要な基礎概念について紹介する。
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| 授業の詳細2 |
授業計画
１回．様々な液体性物質：単純液体から複雑液体まで。液体状態の探索法についても学ぶ。
２回．平衡揺らぎ：揺らぎのガウス分布、密度揺らぎ、局所秩序などを表す物理量の導入。熱力学や線形応答理論との関連について。
３回．平均場理論１：格子モデルからランダウ理論まで。
４回．平均場理論２：ファンデルワールス理論と凝縮転移。
５回．平均場理論３：高分子ブレンド系のFlory-Huggins理論と相転移
６回．平均場理論４：液晶系のisotropic-nematic転移
７回．相転移と臨界揺らぎ
８回．臨界揺らぎとスケーリング則
９回．揺らぐ界面：曲面の幾何学、薄膜の安定性、流体膜の自由エネルギー。
１０回．密度汎関数法１：汎関数に関する数学的基礎、および変分原理にもとづく枠組みの提供。
１１回．密度汎関数法２：吸着高分子系への応用。
１２回．密度汎関数法３：ブロック共重合体の自己組織化構造への応用。
１３回．密度汎関数法４：電解質、コロイド系への応用。
１４回．輸送理論の現象論的記述：高分子系のスピノーダル分解への応用。
１５回．ブラウン運動、拡散、ランジュバン方程式
定期試験
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| 授業の詳細3 |
テキスト 資料を配布する。
参考書・参考資料等
Basic concepts for simple and complex liquids, J.-L Barrat and J. P. Hansen (Cambridge, 2003)
学生に対する評価
課題の提出状況、課題の評価、試験の成績などを総合的に判断して評価を行なう。
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| 授業の詳細4 |
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| 授業の詳細5 |
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| 授業の詳細6 |
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| 授業の詳細7 |
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| 授業の詳細8 |
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| 授業の詳細9 |
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| 授業の詳細10 |
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