科目名 |
環境建築デザイン特論 |
担当教員 |
渡辺 菊眞 |
対象学年 |
1年,2年 |
クラス |
院:専門001 |
講義室 |
B102 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
火5,金5 |
単位区分 |
選択 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
2 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
■授業の目的 現在、地球温暖化に代表されるさまざまな環境問題によって、地球は危機的な状況に直面しています。そんななか、持続可能な社会の実現に向けて、環境に配慮した建築の構築が重要課題とされており、環境負荷の小さな建築や、さまざまな「自然建築」の在り方が模索され、建築へのエコロジカル・テクノロジーの導入なども積極的に研究・開発されています。 この講義では、今後の地球にとって、より重要でなるであろう環境(共生)建築と、建築へのエコロジカル・テクノロジーの導入方法について、高度な専門知識を学び、演習を通して、環境建築の多面的な設計技術を身につけることを目的としています。
■ 授業の進め方 環境建築デザインは、講義と演習から成り立ちます. 講義では 古今東西の環境(共生)建築の事例とその特色を論じ、建築に導入されるエコロジカル・テクノロジーを、「太陽」「風」「水」「土」「その他」に分類しながら、それらの建築空間への反映方法を学びます。 演習では 2つの設計演習を通して、環境(共生)建築に必要なエコロジカルテクノロジーの適切な導入方法と、それをとりいれた複雑なプログラムを有する建築空間を設計・構築できる技術を身につけます。また、草案批評時には学生相互のディスカッションを導入することで自らの設計思考をまとめ、他者の設計方法に関して適切な批判をできる能力を身につけます。
■達成目標 環境(共生)建築についての専門的な知識を有している。 □多様なエコロジカル・テクノロジーの導入方法を知り、それを複雑な建築プログラムを持つ建築に反映させながら魅力ある空間を構築(図面化+模型立体化)できる技術を身につける |
授業の詳細2 |
■授業計画 1. ガイダンス:環境建築とは
2〜10.講義 講義01 環境建築の歴史:環境建築の発展と、その地域における差異の考察 講義02 環境建築の事例紹介と西洋と日本の事例を比較して 講義03 熱と光:太陽エネルギーの導入 講義04 通風と熱:風エネルギーと土エネルギーの相関 講義05 水の多面的利用法 講義06 環境建築の新傾向とその他のエコロジカル・テクノロジー
2〜7. 演習01 2. 第1課題説明(環境建築としての集合住宅) 3. 太陽エネルギー活用建築の主要図面トレース01 4. その他の環境共生住宅の主要図面のトレース02 5. 草案批評と相互ディスカッション 6. 模型制作(全体構成と部分構成) 7. 第1課題の発表と講評
8〜15. 演習02 8. 第2課題説明(環境建築としての集合住宅02) 9. 既存住宅の環境建築化演習 10. 演習発表と相互ディスカッション 11. 敷地現況調査からの解読と、計画構想の発表 12. 草案批評1と相互ディスカッション 13. 草案批評2と相互ディスカッション 14. 模型制作 15. 第二課題の発表と講評および総括 |
授業の詳細3 |
■成績評価 以下の2点を単位認定の条件とします. (1)各課題における作品提出(期限厳守) (2)各課題における講評の出席 成績は第1課題(50点)と第2課題(50点)の評価の合計で決定されます. 最終成績は以下の条件によります。
◆AA:90点以上 ◆A:80点以上 ◆B:70点以上 ◆C:60点以上 ◆F:60点以下
◇ テキスト プリントを配布します。プリントの補足は講義内で行います。 ◇ 参考書 講義中に紹介します。 ◇ 備考 |
授業の詳細4 |
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授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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