科目名 |
教職概論 |
担当教員 |
中村 直人 |
対象学年 |
1年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
C101 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
水5 |
単位区分 |
査定外 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
0 |
準備事項 |
|
備考 |
|
授業の詳細1 |
授業科目名:教職概論
担当教員名:中村 直人 |
授業の詳細2 |
授業の目的
本講義は、教職を目指す学生に対して、現代社会における教師に科せられた現代的課題について多角的に概説することを目的とし、特に、学生が教職の意義、教員の役割、教員の職務等について正確に理解しつつ、教職を目指す意欲を一層高めることを具体的目標とする。 |
授業の詳細3 |
授業の進め方
原則としてテキストは使用しないで、担当教員が作成した資料に沿って講義を行うので、基本的な知識の習得を目指すが、教職を目指す学生は教育実習において生徒の前に立ってわかりやすい言葉を選びつつ、授業を行う予定であるから、発表形式によって前もって与えられた課題について全員が一回は発表する。なお、課題の調べ方や、レジュメの作り方および発表の仕方については授業の中で説明する。 |
授業の詳細4 |
達成目標
1.現代日本における学校教育の中で教師に科せられた課題とは何か、また教職の意義、教員の役割等について理解すること。 2.教職の種類や免許種などについても基本的な知識を有し、教育現場に対する知見を広げ、正確に理解すること。 3.教職に就く意欲を高めること。
|
授業の詳細5 |
授業計画
第1回・・・教職とは何か 本講義の概要や目標を示し、授業の進め方について解説する。
第2回・・・日本の教師の歴史1(戦前) 1945年以前の日本の教師たちが置かれた実情について、概説する。
第3回・・・日本の教師の歴史2(戦後) 1945年以降の日本国憲法、教育基本法体制下において教師の位置がどのように変化したのかについて概説する。
第4回・・・教師教育1(教員養成制度について) 1945年以降、日本の教職免許法がどのように改正され、教師は如何に養成されてきたについて概説する。
第5回・・・教師教育2(教員採用制度について) 戦後の教員採用制度について、特に公立学校教員の事例について概説する。
第6回・・・教師教育3(教員研修制度について) 戦後の教員研修制度について概説し、特に採用された教員をどのように再教育しようとしてきたのかという実態について述べる。
第7回・・・学校教育と教師1(教育法規から見た教師の身分) 現行の教育法規から分析すると、教師の身分はどのように規定されているのかについて概説する。
第8回・・・学校教育と教師2(教育法規から見た教師の役割) 現行の教育法規から分析すると、公立学校教員の役割がどのように規定されているのかについて概説する。
第9回・・・学校教育と教師3(学習指導要領から見た教師の役割) 現行の学校教育課程を規定している学習指導要領を分析しつつ、教師の役割がどのような実態におかれているかについて概説する。
第10回・・教師のメンタルヘルス 現行の学校教育制度下において、教師のメンタルヘルスがいかなる状況に置かれているかについて客観的に分析する。
第11回・・教育における保護者と教師の相互補完的役割 現行の学校教育制度下において、教師は保護者や地域とどのような関係性を保持すべきかについて概説する。
第12回・・地域教育と教師 現行の公立学校教育体制において、教師は地域においてどのような役割を担い、果たすべきかについて概説する。
第13回・・理想の教師とは 現行の学校教育の実態を分析しつつ、理想の教師像について概説する。
第14回・・理想の教師になるには これ間の知見を使用し、教師として自己教育をするプロセス、なりたい自分となれる自分などを考えさせる。
第15回・・全体のまとめと習熟度確認
第16回・・試験 |
授業の詳細6 |
成績評価
評価は、以下の3つの基準で行うが、出席は受験資格の確認用である。
1.出席状況(試験を受験する資格があるかどうかの確認用) 2.課題発表 3.試験
AA:試験結果が卓越し、かつ課題発表も卓越している場合。 A:試験結果が優秀で、課題発表が優秀な場合。 B:試験結果が良好で、課題発表も良好な場合。 C:試験結果が最低限の理解を明示し、課題発表をこなしている場合。
テキスト
特に指定しない。
参考書
授業において、適宜明示する。 |
授業の詳細7 |
|
授業の詳細8 |
|
授業の詳細9 |
|
授業の詳細10 |
|