科目名 |
教育方法学 |
担当教員 |
田島 充士 |
対象学年 |
3年 |
クラス |
学部:専門001 |
講義室 |
A104 |
開講学期 |
1学期 |
曜日・時限 |
水5 |
単位区分 |
査定外 |
授業形態 |
一般講義 |
単位数 |
0 |
準備事項 |
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備考 |
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授業の詳細1 |
【授業の目的】 ◎教師は様々な方法によって,生徒の学習を促進している。本講義では学校教育を十全に遂行するため, 主に動機づけ理論の理解を背景とした教育方法学の学習を進める。 さらにコンピュータなど情報機器を使用した教育方法などについても学習し,先進的な教育方法のあ り方についても理解を深める。これらの学習を通し,受講者が授業を含めて学校教育を構築するために 必要となる知識および実践力を高めることを目的としている。
【授業の進め方】 ◎授業は,学習班に分かれ,各自が選択したテーマについて調査を行い,パワーポイントを使用した発表 を行う演習方式で実施する。また基礎的理論に関する講義も行う。 ◎テーマごとに,資料が指定されている。受講者は授業前に,指定資料について読み,授業において積極 的な討論を行うことが求められる。 ◎この授業では,定期試験を実施する。
【達成目標】 *この授業の達成目標は,次の3項目である。 ◎教育方法に関わる問題について,心理学的知識を活用しながら,論理的な文章によって考察を行う。 ◎学習班による調査研究を通じ,教員に必要となる自ら学ぶ姿勢および他者と協調するソーシャルスキルを 獲得する。 ◎聞き手に分かりやすい資料作成,プレゼンテーション技能・発問スキル等,教員に必要となる実践力を 獲得する。 |
授業の詳細2 |
【授業計画】
1.オリエンテーション 本講義の概要を説明し,一部,学習を進める。 2.教育方法に関わる基礎理論(1) 教育方法を論じる上で重要な基礎理論を講義する。 3.教育方法に関わる基礎理論(2) 教育方法を論じる上で重要な基礎理論を講義する。 4.教育方法に関わる基礎理論(3) 教育方法を論じる上で重要な基礎理論を講義する。 5.生徒のやる気をのばす教師の愛着 教師−生徒間の愛着と生徒のやる気(動機づけ)の関係について, 受講者が調査した結果を報告し,討論を行う。 6.生徒の内発的動機づけ・外発的動機づけと教育方法 内発的動機づけ・外発的動機づけおよび生徒にとって適切な動機 づけをのばす教育方法について,受講者が調査した結果を報告し, 討論を行う。 7.学習の達成目標と生徒の動機づけ 教師が設定する学習の達成目標と生徒の動機づけの関係について, 受講者が調査した結果を報告し,討論を行う。 8.生徒が無力感に陥ることを回避するための教育方法 生徒が無力感に陥ることを回避するための教育方法について, 受講者が調査した結果を報告し,討論を行う。 9.中間総括 これまでの発表内容をまとめた講義を行う。 10.学級経営・授業方法と動機づけ 教師が採用する授業方法や学級経営の方針と生徒の動機づけとの 関係について,受講者が調査した結果を報告し,討論を行う。 11.生徒の学力をのばす教育評価 生徒の学力を伸ばすために採用可能な教育評価の方法論及びその 意義について,受講者が調査した結果を報告し,討論を行う。 12.コンピュータ等の情報機器を活用した教育方法 様々な情報機器を活用した教育方法について,受講者が調査した 結果を報告し,討論を行う。 13.「分かったつもり」を解消する教育実践 学習者の「分かったつもり」と呼ばれる問題およびそれを解消する ことを目的に組織された実践事例について,受講者が調査した結果を 報告し,討論を行う。 14.まとめと展望 これまでの発表内容および教育方法の今後についてまとめた講義を行う。 15.試験 |
授業の詳細3 |
【成績評価】 調査演習と定期試験および数回の小レポートを実施する。出席状況・受講態度 もあわせて検討し,原則として以下のような基準で評価を行う。
AA:演習・試験成績がA以上+小レポートの成績が良好。 A:演習・試験成績がB以上+小レポートの成績が良好。 B:演習・試験成績がC以上+小レポートの成績が良好。 C:演習・試験成績がC以上。
◇テキスト 講義に際し,資料(A4サイズ)を配付する。受講生は各自,ファイルを購入し, 整理を行うこと。
◇参考書
発表テーマごとに資料が指定され,授業中に配布される。なお受講者は参考書として, 以下の書籍の購入すること。 中澤潤(編) 2008 『よくわかる教育心理学』 ミネルヴァ書房 |
授業の詳細4 |
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授業の詳細5 |
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授業の詳細6 |
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授業の詳細7 |
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授業の詳細8 |
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授業の詳細9 |
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授業の詳細10 |
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