持続社会建設材料研究室

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研究室概要

建設材料を社会課題解決のための技術と位置づけ,土木・建築の枠を超え農学や化学と連携して新材料を開発します。

主要研究課題

自己充填コンクリートの一般化

最新化学の技術を活用して,重力の作用のみで型枠内に充填される自己充填コンクリートの配合に必要なセメント量を減らし砂・砂利を増やす技術を開発しています。自己充填コンクリートを建設現場における人手不足解消のための汎用材料とするための研究です。

置換型バイオマスコンクリートの実用化

木の燃焼灰を主成分とし,使用後は土に還るコンクリート材料を実用化します。生物由来材料の活用によりコンクリート材料における物質循環サイクルを確立し,鉱物資源供給と廃棄物処理の問題を解決します。