統合量子素子研究室

main09.jpg

センター概要

極微の世界を探ろうとする理論物理学、量子光学、極超微細加工工学の三つの研究室が、偶然と必然の綾なす量子的配剤の下でのごとく、南風かぐわしい高知の工科大学総合研究所で出会って生まれたのが、「統合量子素子研究室」です。

ミクロの不可思議な世界の深い井戸から、思いもよらない輝きをもった新技術の種子を引き上げる。巨船のいきかう安全な海を離れ、危険に満ちた量子のブルーオーシャンへあえて漕ぎ出す。これが我々の目指すところです。

近年、量子井戸や量子ドットなどのナノレベルの微細構造体(量子ナノ構造体)が作製可能となり、電子や光を制御する次世代素子として脚光を浴びています。本研究室では電子波や光波の波長以下の領域に複数の量子ナノ構造体を集約した「統合量子素子」の研究を行います。具体的には、以下の三つのテーマを柱として高度な機能を有する統合量子素子の理論的な探求と、実験による検証および評価を行います。

  • 量子グラフ理論に基づいた統合量子素子における新奇量子現象の探求
  • ミストCVD法を用いた統合量子素子の作製と電子物性評価
  • 近接場光を用いた統合量子素子の光学特性の評価と量子光学素子への応用

これらの特色を以て高知工科大学に理論と実験の融合した量子力学の研究拠点を築いていこうとします。

統合量子素子研究室 HP