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教育シンポジウム「エネルギーと環境の調和を求めて」

 平成17年1月22日(土)、高知工科大学C-102教室において、日本教育新聞社と高知工科大学エネルギー科学教育研究会 の共催で教育シンポジウム「エネルギーと環境の調和を求めて」を行った。

 エネルギー科学教育研究会では、これまで小学校への出張講義、原子力発電所見学、理科体験教室、科学の祭典 など、エネルギーと環境との調和を考え、これからの社会を担っていく子供たちにその大切さを訴えてきた。 このシンポジウムは今までの活動の集大成とも言えるものである。

 京都議定書の目標を達成し持続可能な社会を実現するために、今、一人ひとりが主体的に行動を起こさなければ ならないのは明白な事実である。その実現には教育の果たすべき役割が非常に大きい。エネルギーと地球環境の問題に ついて、子供達に何をどのようにして伝えていくべきか、専門家の意見やこれまでの実践活動を参考に、教職員と 保護者が一緒になって議論していくことを目的として、これを開催した。

 プログラムとしては、講演、ポスター展示、教材等展示実演、パネルディスカッションなど様々。その極々一部を写真を 交えてお見せしたい。

教材展示1
研究会お手製人力発電自転車
東工業高校ブース
小学生によるポスター展示&発表
東京大学教授 松橋隆治氏
筑波大学教授 長州南海男氏
日本国際博覧会協会 根本宏氏
パネルディスカッション
 集大成として行ったシンポジウムで参加者総数200人を超えられたのは、今までの成果のひとつで あるといえるだろう。児童の学習意欲の向上だけではなく、多くの保護者などの参加もあり、 波及効果が期待できる。子供に勉強したことを発表する場を与えることは、子供にとっても社会にとっても 非常にプラスなことである。

 エネルギー科学教育研究会の活動は、これで終わることなく来年からも続くことが決定しており、 このシンポジウムで得たことを生かして、次からの出張講義やプレゼンへの参加をより有意義な ものにしていきたいと考えている。