Lesson24
内定確認・内定辞退
複数の企業から内定をもらった場合は? 内定を辞退するには?
Tips
- 複数の企業から内定をもらったら速やかに選定する。
- 内定を辞退する企業には、なるべく早く連絡しよう。
- 学校推薦などの場合は、内定を辞退できないことを知っておこう。
1内定について
企業から内定の連絡を受けると、努力が報われ自分の価値を認められたことや、将来への希望、生活への安心感などから大きなよろこびがあります。それは、これまでの人生でもそう多くないほど大きなよろこびです。
一方でいったん落ち着き、これからのことを整理しておくことも大切です。あなたが就職を希望する企業から内定をもらったら、まず学群事務室や就職支援課に報告しましょう。あなたの体験は、後輩たちへの情報提供になります。また、選考中の企業に、選考を辞退する旨を伝えたり、仮に他社からも内定が出ていた場合には内定を辞退したりするなど、その後もするべきことはあるのです。
内定をもらったら
- ●学群事務室や就職支援課に報告する
- ●選考中の企業がある場合、選考辞退の旨を人事担当者に連絡する
- ●他社から内定が出ている場合、内定辞退の旨を人事担当者に連絡する
2誓約書の扱い
正式な内定として企業から「内定通知書」をもらう前に、内定が決まった時点で「誓約書」の提出を学生に求める企業もあります。多くの場合、企業が内定を出す人数はあらかじめ決定されており、学生本人の承諾を得られるかは重要なことだからです。
入社の意志が決まっている場合はすぐに提出しましょう。その時点で決まらない場合は一人で考えず、就職担当教員等に相談しましょう。
3内定の時期
政府が定める就活ルールでは、企業が正式に内定を出すのは10月1日以降とされています。しかし、それ以前にも「内々定」といって、事実上の「内定」を出す場合があります。
早い企業では6月1日の選考開始時期前後から出始めます。就活ルールは罰則のない要請であることから、採用戦略上どうしても必要な企業ではさらに早くに出ることもあるでしょう。
もちろん、7月以降もチャンスが十分ありますので自信を持って選考に挑みましょう。
4複数企業から内定が出た
場合
幸運にも、複数社から内定が出た場合、最終的に希望する1社に絞り込み、そのほかの内定を辞退することになります。内定辞退は企業から見れば大変な損失であり迷惑を被ることになります。
また、決めた1社に入社した後、辞退した企業が取引先になるかもしれません。内定を辞退する場合は、くれぐれも失礼のないように慎重な態度で臨んでください。トラブルになりそうなときは必ず就職担当教員等に相談しましょう。
トラブルになりそうなときは
- ●就職担当教員や就職支援課に相談
- ●内定辞退、取り消しも同様
5内定辞退について
学校推薦で応募している企業から内定を得た場合は、その企業が優先され、自由応募の企業を辞退することになります。縁故で紹介者がいる場合は、基本的に内定辞退はできません。どうしても内定辞退しなければならないときは、企業に連絡する前に紹介者や就職担当教員等に相談しましょう。また、どの企業に行くかを決めかねている場合も就職担当教員等に相談しましょう。
1_ 誠実に対応する
「内定」は、「仕事をするのは4月から」という条件で労働契約が成立したものといえます。労働者には一定のルールで労働契約を終了する権利があり、内定辞退はこれにあたります。企業は学生の気持ちや行動実態を知っており、内定辞退に理解を示すことがほとんどです。一方、企業には労働者以上に厳しい制約があります。複数内定を得ることや内定辞退をするのはやむを得ませんが「内定」の持つ重要な意味を理解して、誠実な対応をするようにしましょう。
2_ 内定を辞退する
内定辞退は、直接会っておわびをするのが誠実な方法です。しかし、遠距離や時間などの事情がある場合は、まず電話連絡をして、内定辞退の旨を伝えます。まずは迅速に報告をすることが大切です。その後、訪ねておわびをするのが筋ですが、「来る必要はない」と言われることもあるでしょう。おわびのメールを送ることもあります。また、就職担当教員等にも必ず内定辞退の連絡をします。
6内定取り消しについて
企業が内定を取り消すのは、法律的にも社会通念上も大きな制約があります。実態としては、経営状態の悪化などよほど大きな理由がない限り起こりません。
それでも不透明な経済環境のなかで、新卒採用を中止せざるを得ない状況が発生する場合はあります。もしそういう事態に陥ったら一人で悩まず、必ず就職担当教員等に報告し、その後の対応策について相談するようにしましょう。
内定辞退の電話例
自分: まず、内定のお礼をしてから内定を辞退したい旨を伝える。
私、高知工科大学○○学群△△専攻□年の希望香奈江と申します。このたびは採用内定の通知をいただき、誠にありがとうございます。実は、大変身勝手なお願いで恐縮でございますが、内定を辞退させていただきたいと思いまして、お電話いたしました。
人事担当者:何か不満でもあったのですか?
自分: 相手が納得のいく理由を誠実に述べる。電話だけでは失礼なので、出向く意向を伝える。
いいえ。御社には営業職として内定をいただいたのですが、ある企業から企画職でというお話をいただきまして、どうしてもやりたかった仕事ですので、誠に申し訳ございませんが御社の内定を辞退させていただきたいと思います。すぐにおわびに伺いたいと思いますが、取り急ぎお電話でと思いまして、ご連絡いたしました。大変申し訳ございません。
人事担当者:そうですか。残念ですが仕方ありませんね。事情は分かりましたから、わざわざおいでいただかなくても結構です。
自分: かしこまりました。本当に申し訳ございませんでした。それでは失礼いたします。



