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私たちの豊かな生活は大量のエネルギー消費によって支えられています。

エネルギーは空気や水のように、あたりまえのように供給され、私たちは普段気にすることなく消費していますが、いま人類は2つの大きな「エネルギー」の課題に直面しています。

一つはエネルギー消費が地球環境に影響を及ぼし初めていること。
もう一つはエネルギー資源が枯渇しようとしていることです。

特に日本はエネルギーの96%を輸入に頼っており、将来にわたり安定にエネルギーを確保することは容易ではありません。

英語のenergyを直訳する日本語がなく「エネルギー」という表記を用います。このことからもエネルギーをイメージする、理解することがむずかしいことがわかります。またエネルギー問題は社会、経済の活動と直結し、原子力など広く市民の合意形成を必要とするむずかしい課題やライフスタイルの変化を求められる実践的な課題も含んでいます。そこで次世代を担う子供達が、将来においてエネルギーについての適切な判断と行動を行うための基礎を構築すること、また、将来におけるエネルギー技術開発の担い手を育成するためには、子供の頃からエネルギーについて関心を持ち、正確な知識を基にして理解を深めることが重要と考えられます。

エネルギー教育では一方的な価値観を押しつけるのではなく、地球温暖化問題等の環境問題も含めエネルギーを取り巻く様々な状況や課題に関する正確な知識と、つかみどころのない「エネルギー」を科学的に正しく理解を深めることに努めなければなりません。子供たちの世代に負の遺産だけを残さないために、まず私たちの世代がエネルギーを理解して問題意識を共有し、次の世代に伝えていく必要があります。その役割は学校だけではなく、エネルギー消費社会に生きる私たち誰もが負うもので、すべての家庭や地域社会が協力して取り組むべきものです。

中国・四国地区エネルギー教育推進会議は、地域の学校、家庭、地域社会が連携してエネルギー教育、エネルギー環境教育に取り組むことを支援する活動です。