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井上教授、芝田准教授(システム工学群)が日本機械学会賞(論文)を受賞しました

2010.05.12  

 4月23日、日本機械学会第87期通常総会において、システム工学群の井上教授、芝田准教授が日本機械学会賞(論文)を受賞しました。
 社団法人日本機械学会は112年の伝統を持ち、総会員数38,000名を超える日本では最大級の学会であり、機械分野の多くの研究者が日本機械学会を中心に活動しています。「日本の機械工学・工業の発展を奨励する」ことを目的として優秀な論文や技術などに対して毎年与えられる日本機械学会賞は半世紀の歴史を持つ日本で最も権威と歴史のある賞のひとつです。井上教授、芝田准教授が受賞した日本機械学会賞(論文)は、日本機械学会論文集あるいは学会の英文ジャーナルに掲載された数多くの論文のなかから独創性、学問的または技術的な発展性、機械工学または広く産業社会への貢献度を評価項目として、非常に優秀な論文に与えられる賞で、それを受賞したことは機械分野の研究者としては大変名誉なことです。
 受賞論文である「加振周波数の変動範囲を考慮した動吸振器の設計法」では、自動車の安全性・居住性の向上、産業機械の高速・高効率化、精密機器や情報機器の高精度化などを目的として広く用いられている動吸振器について、これまでの設計法では対応できなかった重要な問題を取り上げ、従来にはなかった新しい考え方と現象の本質を捉えた理論的な検討により、非常に普遍的でかつ理解しやすい形の設計式が導出されています。以上のような内容であることから、今後長期間にわたって多くの研究者や技術者から引用されることが期待されています。
 表彰式の後の会員パーティーにおいて、多くの研究者からこの設計法をぜひ使ってみたいというというお話をいただいたことも、受賞論文が非常に普遍的な研究内容であることを裏付けているのではないかと思われます。

【受賞者】
井上喜雄(システム工学群 教授  博士(工学)) 
芝田京子(システム工学群 准教授  博士(工学))