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高知工科大学

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留学生日本文化研修 -茶会- に参加しました

2013.05.31  


 5月26日(日)、国際交流活動に興味のある日本人学生6名と、外国人留学生9名が日本文化研修に参加しました。今回は、竹林寺見学の後、高知市文化プラザかるぽーとにて、土佐石州流の野崎温子先生とその一門の先生方のご指導の下、茶道を体験しました。

  一行は五台山の展望台から高知市を一望した後、四国霊場第31番札所竹林寺を訪れ、初夏の緑に包まれた名勝庭園の閑寂な日本独特の風情を堪能しました。宝物館には藤原時代から鎌倉時代にかけてつくられた仏像(全て国重要文化財指定)が十数体展示されており、同じ仏教国から来た留学生らは、自国の仏教文化と日本の仏教文化との共通点等について語っていました。


 続いて高知市文化プラザかるぽーとへ移動。土佐石州流の先生方を囲んでの昼食会の後、茶室に案内されました。掛け軸や生け花、茶釜、壁に小さく開いた躙口(にじりぐち)について説明を受け、特に躙り口について、「地位・身分の高い人でも頭を下げさせるために低く小さくつくられたもので、武士は刀を差したままでは入ることはできない」という説明を聞き、戦国の世に始まりながら、身分を超えた茶道の世界観に学生らは深く興味を持った様子でした。また、留学生からは掛け軸に書かれた「一期一会」や、土佐石州流の「和敬清寂」の心は、日本社会に根付く接客の精神に通じるところがあるという感想も聞かれました。


 茶会では森田淳子先生による一弦琴の演奏も披露され、学生全員が実際に一弦琴に触れて音を出してみました。

 
 - 先川 国際交流センター特任教授のコメント -
 「有名な日本の伝統文化である茶道について聞く機会はあっても、日本人ですら実際に体験する事が少ない昨今、『百聞は一見にしかず』。このような機会に恵まれ、留学生のみならず日本人学生にとっても非常に良い体験となりました」