はじめに
5つのポイント
社会や経済の情勢が大きく変化する中、いよいよ皆さんの就職活動がはじまります。
就職活動を通じて自分が本当にやりたいことを認識し、社会の中で活躍する、あなたらしいキャリアを描いていけるよう下記のポイントを踏まえて活動していきましょう。

5つのポイント
01情報収集から
はじめよう!
情報収集することは、自分がどんな道をあるいていくかを検討するための地図を手にいれるようなもの。メディアの利用やご両親のアドバイスなど、情報を得る方法はたくさんあります。就職情報サイトを利用するのもおすすめ。インターネット上には就職関連の情報があふれていますが、就職情報サイトでは、業界や職種など情報が整理されて掲載されており、効率よく収集することができます。もちろん、本書でも、企業や職業のことについて学べます。
02インターンシップに
参加しよう!
インターンシップは、企業が学生に就業体験の機会を提供するもので、多くの先輩たちも参加しています。企業によって対面のものやオンラインで開催されるものがあり、業界や企業を研究し、あるいは社会を知り自分が成長するための絶好のチャンスとなります。また、政府が定めるインターンシップのルールには適合しませんが「Oneday 仕事体験」など短期のプログラムもあり、複数の企業のプログラムに効率よく参加することもできます。
03マナーを恐れず
コミュニケーションしよう!
マナーを踏まえることは大切ですが、恐れることはありません。実は多くの人事担当者は、学生に完璧なマナーを求めているのではありません。人と接するうえで、常識的な気遣いや思いやりがあるかどうかが大切。マナーが気になって委縮してしまい、本来の自分を表現できなくては本末転倒です。それでも、企業とのコミュニケーションは学生同士とは異なりますし、マナーを踏まえることで自分の印象を高めることもできます。
04オンライン選考の
準備をしよう!
2021年度の就職活動では、新型コロナウイルス感染症「COVID-19」への対策としてオンラインによる選考が急激に増加しました。感染症対策以外にも例えば「会場のアテンドがなくなり出張が減った(企業)」「複数企業の選考を受けやすくなった(学生)」「交通費の削減につながった(学生)」などのメリットも実感され、オンラインの活用は今後も継続されるとみられています。環境を整えるなど十分に準備して挑みましょう。
05就職支援課を
活用しよう!
就職支援課は、長く企業との交流を深めながら貴重な情報を蓄えており、的確なアドバイスをしてくれるでしょう。そうしたバックアップがあるのですから、就職ガイダンスに参加するだけではもったいないと思いませんか。また、卒業生がどのような業界、企業に就職しているかの情報も蓄積しています。自分の志望する企業に先輩が就職していれば、OB・OG 訪問をすることで、リアルな情報や選考に向けたアドバイスをもらえるかもしれません。