Lesson5
業界を研究する
さまざまな業界を知り、自分が活躍したいフィールドを見つけましょう。
Tips
- 興味のきっかけはドラマやマンガでもいいが、
実態を探る姿勢を持つ。 - いろいろな業界の情報を収集し、比較検討する。
- 産業界における業界のポジションや将来像をイメージする。
1業界とは?
多くの就職情報サイトでは同様の商品やサービスを扱う企業を「業界」として分類し、情報提供がされています。これは学生たちが企業や仕事を探しやすいように各メディアが独自の分類をしているため、総務省の「日本標準産業分類」とは異なります。下記は「キャリタス就活」における分類の例です。
ただし、「業界」は、企業を探す入り口の一つにすぎません。例えば志望する職種の募集を行っている企業を探す方法もあります。さまざまな業界や職種を発見しながら自分の可能性を広げていきましょう。
業界分類の例
| 建設・住宅・不動産 | 建設・設備・道路、住宅・住設機器、不動産 |
|---|---|
| 食品・化学・医療 | 食品・飲料、化学、医薬品、化粧品・生活用品、繊維・アパレル |
| 素材 | ゴム・ガラス・セメント、紙・パルプ・印刷・インキ、鉄鋼、非鉄・金属 |
| 電機・機械・自動車 | 電機・電子部品・半導体、機械、自動車・自動車部品 |
| 運輸・エネルギー | 航空・海運・鉄道・陸運・倉庫、エネルギー |
| 金融 | 銀行、生保・損保、証券、信販・クレジット・リース |
| 商社・流通 | 商社、百貨店・スーパー・コンビニ、専門店 |
| 情報・サービス | フードサービス、旅行・ホテル、マスコミ、エンターテインメント、教育・人材サービス、ITサービス、ソフトウエア、コンサルティング、インターネット・通信 |
| 官公庁・団体 | 官公庁・農協・その他団体 |
2業界研究・企業研究の
進め方
業界研究・企業研究を始めるにあたっては業界と企業のどちらから研究してもかまいません。ある業界に興味を持ったなら、その業界にどのような企業があるかを探してみましょう。あるいは特定の企業に興味を持てば、その企業のライバルを探してみてもよいのです。最初はあまり極端に業界や企業を特定せず、関連性を持ちながら研究していくと新たな発見があり、広いフィールドを視野に進められるでしょう。
1_「自分の関心」と「新たな発見」の
両面から業界を調べる
自己分析から「自分が何に関心があるのか」を確認できていれば、それに関わる業界や企業をより深く探っていくとよいでしょう。一方、まだ志望が定かでない場合も、さまざまな業界や企業の存在を知ることで、志望する道を見つけられることもあります。
2_ 産業界における業界のポジションを知る
例えば「食品関連」「環境関連」などと一口に言っても、そこではたくさんの業界・企業が活動しています。また、さまざまな分野で自社の機能を発揮している企業もあります。産業界全体のモノやお金の流れをつかみ、その中で自分の関心ある業界がどういったポジションにあるのかをしっかり把握することが大切です。
3_ 業界における企業のポジションを知ろう
一つの業界の中にも、たくさんの企業があります。それぞれの企業の得意分野、シェア、規模、つながり、歴史などを比較しながら、業界における企業のポジションを分析しましょう。その結果から、より自分に合った企業がどこなのかが見えてくるはずです。
4_ その業界の「これまで」と
「これから」を知ろう
産業界は常に動いています。今現在の姿だけを見ていては先が見えてきません。市場規模、業界内トップ企業の変遷、他業界からの参入など、その業界が過去5~10年間どのように動いてきたのかを調べましょう。そのうえで、これから先どのような展望が持てるかを考えてみましょう。
5_ 業界以外の軸から企業研究をしてみよう
メディアなどから得られるイメージと業界の実体は必ずしも合致しないことがあります。実際に仕事をしている人から話を聞くことができれば、業界の魅力はもちろん、課題点まで知ることができます。課題があることが必ずしも悪いわけではなく、業界が求める人材像を知るチャンスになるかもしれないのです。



