Lesson16

履歴書・自己紹介書の
書き方

履歴書は、入社してから退職するまで保管される大切な書類です。

Tips

  • 自分の魅力が十分伝わるように工夫する。
  • 読みやすい字で丁寧に書く。
  • 下書きを就職担当教員や就職支援課に添削してもらう。

1履歴書・自己紹介書とは?

履歴書・自己紹介書はあなたの顔です。あなたがどんな人なのか分かるように自己PRすることが大切です。学業、クラブ活動、趣味、そしてそれらにまつわるエピソードを具体的に述べながら、長所や今後の目標などを簡潔にアピールします。

近年ではパソコンなどを利用して作成してもよいとする企業もありますが、上手な字でなくともきちんと手書きされた履歴書は相手に誠意が伝わるものです。特に企業が指定する場合以外は手書きで提出するものと考えましょう。

2大学標準書式か市販の
履歴書、どちらがよい?

大学標準書式の履歴書・自己紹介書は、市販の履歴書に比べて記入項目が多く、よりPR効果が高い内容となっています。皆さんは両者を比較して、自分が使い易い方を選択してください。応募企業によって使い分けることもできます。

3履歴書を書くにあたって

履歴書は、大切な自己PRの書類です。面接の場で使われるのはもちろん、面接後も採用の合否の判断に使われる場合があります。つまり、自分という人間を一枚のペーパーに凝縮したものが履歴書といえます。そして、いったん履歴書を提出すると、社内の関係部門を回っていくこととなります。

時間がないときに急いで書いた履歴書では、十分に自己PRができません。そこで、あらかじめ下書きを作っておいて、文字の大きさや誤字脱字、記入内容などを、就職担当教員や就職支援課に添削してもらいましょう。

履歴書のなかで最も印象が深いのは写真です。スピード写真ではなく、写真館で撮影したものを使用するようにしましょう。できれば何枚か撮ってから選んだほうがいいでしょう。

大学標準書式の入手方法

・大学ホームページからダウンロードする

・就職支援課窓口で受け取る

Check Point

Check Point 1

作成マナー

  • 筆記用具は、黒のペンを用いましょう。消せるボールペンは使いません。
  • 書き損じや紙面の汚れは修正液で修正するのではなく、最初から書き直しましょう。
  • 細かな文字で欄いっぱいに書いたり欄外にまではみ出してしまうのは考えもの。整理能力が乏しいという印象を与えてしまいます。入社意欲を文章に表すのは、文字の多さではありません。簡潔で適切な言葉でまとめましょう。

Check Point 2

企業のチェックポイントは?

人事担当者は、次の点に注目しています。「必要事項を漏れなく書いているか」「誤字脱字がないか」「人柄が伝わってくるか」「的確な言葉を使って、簡潔にまとめているか」。また、履歴書は入社してから退職するまで保管される書類です。とても大切なものなので、一字一字丁寧に書きましょう。

4履歴書を書くときの注意

 基本的な書き方のマナーを守るとともに、企業への自己PRのチャンスでもあるので、細心の注意を払って、正確にていねいに記入しましょう。

  • 添え状を同封する
    履歴書を郵送する場合、封筒の中に履歴書しか入れないのはビジネスマナー違反。必ず添え状を付けましょう。
  • 読み手の側に立って書く
    企業の採用担当者は、たくさんの履歴書に目を通します。だらだらとスペースいっぱいに書くのではなく、エッセンスを要領よく箇条書きにし、読みやすい書き方を心がけるようにしましょう。また、スペースを考えて文字の大きさにも気を付けましょう。
  • 自己PRを常に意識する
    自己分析により導き出した自己PRを、履歴書に凝縮させます。自分を売り込むための商品カタログのつもりで作成しましょう。
  • 聞いて欲しいことを書く
    履歴書はそのまま面接試験の材料になるため、「これについて聞いて欲しい」と思っていることを要領よく書きます。面接官の質問を誘うような表現をして、面接を自分の得意分野に導くようにしましょう。
  • より具体的な言葉で表現する
    「将来性」「責任感」「協調性」「映画鑑賞」など、ありきたりの抽象的な表現では、相手の心をつかむことはできません。もう一歩深く掘り下げて、自分なりの言葉で表現しましょう。
  • 誤字・口語表現は避ける
    パソコンの普及で、誤った漢字を用いるケースが増えています。自信のない漢字は必ず辞書で調べるようにし、書き誤ったら新しいものに書き直すようにしましょう。(修正液は使用しない)
  • 就職担当教員にチェックしてもらう
    履歴書が書き上がれば、就職担当教員や就職支援課でチェックしてもらいましょう。指摘された箇所を書き直して、完全なかたちにして活動に臨みましょう。
  • 必ずコピーをとっておく
    提出する履歴書は必ずコピーをとっておき、面接などの前に読み直して、どの点について質問されても答えられるように準備しておきましょう。

5履歴書を書く

  • ①提出日の日付を記入。
  • ②丸い印鑑で文章を書く前に押しておく。まっすぐに押す。かすれ、にじみはダメ。
    ※経済・マネジメント学群の様式は押印なし
  • ③スピード写真はダメ。正装・頭髪も整える。裏面に大学・学群名、氏名を記入。
  • ④都道府県から記入。
  • ⑤数字は算用数字。
  • ⑥帰省中又は休暇中の連絡先等を記入する。
  • ⑦現住所と同じ場合。中心に書く。
  • ⑧中心に書く。
  • ⑨私立の場合は学校名のみ。“同校”は不可。
  • ⑩大学院修士課程の場合
    高知工科大学大学院工学研究科基盤工学専攻修士課程 △△コース入学
    高知工科大学大学院工学研究科基盤工学専攻修士課程 △△コース修了見込
  • ⑪一行あける。
  • ⑫右側によせる。
  • ※各項目の内容は、三~四文節を目安に簡潔にまとめる。枠内を最後の行まで埋め、はみ出さないようにする。
  • ①経済・マネジメント学群の様式は「研究課題」
  • ②専門科目を3科目選ぶ(英語等語学はよほど自信のある場合以外は書かない)。これも簡単に説明できるようにしておく。バランスよく配慮。必ずしも「AA」の成績のものでなくても良い。
  • ③アルバイトの場合は、ビジネスインターンシップのつもりで書くことがポイント。
  • ④ポイントは
    1個性的
    2具体的
    3魅力的な文章
  • ⑤「情緒の豊かさ」を見られる。
  • ⑥「付加価値」をあらわす。
    小学校時代から現在に至るまで取得したものを全部探せば必ず書けるはず。空白は絶対作らないこと。
  • ⑦最重要部分。

6自己紹介書の書き方

1_ 企業の採用担当者が知りたいポイント

  • ①あなたの人間性を見る
    「長所と短所」「価値観」など知りたい。
  • ②学生時代の成果を知る
    学生時代に何を成し遂げたかという成果を知りたい、あなたが「成果を出せる人物」かどうか知りたい。
  • ③志望動機を確認する
    単に入社の意思があるかどうかではなく、どんな仕事をやりたいか明確な意思が求められます。「なぜ、この職種を選んだのか。なぜ、自分にできると思うのか」ということをはっきりさせておきましょう。
  • ④あなたの将来の可能性を探る
    最も知りたいのは、あなたの職務適性、つまり仕事に対する潜在資質です。採用担当者は、将来どのように会社に貢献してもらえるかを採否の判断にします。

2_ 自己紹介書の基本

  1. 文体、文字の表記を統一(「ですます」調か、「である」調か)
  2. 誤字、脱字、記入もれに注意して、不確かな漢字は必ず辞書で確認する
    (例:X講議→○講義、×特微→○特徴、×専問→○専門)
  3. 読みやすい分量で書き、余りに小さな文字は使わない
  4. 具体的なエピソードを書く
  5. 数字を有効に使う
    (例:四国大会ベスト4、上位5番以内)
  6. 客観性を持たせた表現を使う
  7. 短いセンテンスで簡潔に書く
  8. 大学内のみで通用する言葉は使わず、どうしても使いたいときは説明する
    (例:スタディスキルズ・よさこいの踊り子)
  9. 凝った名文よりも分かりやすい文章を
  10. 事実と意見をごっちゃにしない
  11. ウソは書かない、しかし工夫は必要
  12. 中学、高校時代に取得した簡単な資格を記入する必要はない
    (例:英語検定3級・漢字検定3級)
  13. 挑戦したい資格を記入するのはいいが、「これから勉強します」では真実味が薄い
  14. 必ずコピーして保管しておく

記入例

記入例
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